夢の中で月を見るという体験をしたことはあるでしょうか。
神秘的な印象で、夢占いにも素敵な意味がありそうですね。
今回は、夢のシンボルが月だった場合、どのような事を暗示しているのか。
そして大きい月、満月、月と海・月と虹などさまざまなシチュエーション別の意味を解説していきます。
夢のシンボルとしての月
月は夢占いにおいて、母性・愛・安らぎ・運気を表しています。
綺麗だと感じたり、美しいと思う月だった時には、全体的に運気が上昇するでしょう。
しかし、欠けている月や雲がかかっている、霞んでいるといった場合は運気の下降を暗示しています。
また、タロットカードの月が意味することは、動揺・戸惑い・隠れた的・予期せぬ不運などであるように、神秘的な夢だからと言って必ずしも吉夢であるわけではありません。
夢の内容を注意深く意識して、正しい意味を理解しましょう。
月が満月だった時の夢の意味
夢で見た月が満月だった時は、女性に関する事柄が好調であること、創造力の高まりを意味しています。
女性に関する事柄というのは、例えば結婚の可能性だったり、妊娠、出産といったイベントの訪れを予期しています。
また、あなたが女性であれば、母性や女性らしさを一番発揮できるタイミングです。
普段よりも積極的に行動するとより魅力的に輝けるでしょう。
そして、インスピレーションも高まっていますので、創造的な仕事をしたり、自分の直感に従って行動すると良い結果が付いてきます。
直感とは、一見するとスピリチュアルな印象を受けますが、実は自分の人生経験から無意識に正しい判断をしているのです。
この直感というのは、毎日のさまざま選択でも使われています。
とても重要な直感力は、実は鍛えることができるのです。
下記でご紹介する本に、その鍛え方が詳しく載っていますので、もしよければぜひご覧ください。
月が大きい夢の意味
月が大きい夢を見た時の意味は、長い間願っていた事が叶う兆しを暗示しています。
月には満ち欠けがあるように、運勢の強弱の変化を表していると言われていますが、大きい月の夢は運気が頂点に達した事を意味しているのです。
この運気の流れに乗るように、あなたが長い間願っていたことや、夢が叶う可能性が見えてくるでしょう。
また、仕事運や金運が特に上昇するため、難しい仕事にチャレンジしてみたり、株や宝くじの確認をすると思わぬ収入が期待できるかもしれません。
月が海に沈む夢の意味
月が海に沈む夢は、不安や運気の低下を表しています。
唯一の灯が海に沈むと真っ暗でなにも見えなくなるように、あなたはこの先の人生に対して不安を抱いています。
ただ、その不安が何なのか、自分でハッキリと言い表すことは難しいでしょう。
言えることとしては、誰でもこのような不安は抱くもの。今悩んでも仕方のないことです。
その時に備えて知識や力、財産を持つように心がけると不安は解消されていきます。
また、運気に関しては特に対人運が下降する傾向にあります。
人間関係でさまざまなトラブルに見舞われたり、友達や会社内で孤立することも。
そして、あなたにとってトラブルメーカーとなるような人物との出会いの可能性もあります。
人間関係で気がかりな事があれば早めに解消しておきましょう。
また、これから出会う人には注意深く接するように心がけていてください。
月と虹が同時に現れる夢の意味
月と虹が同時に現れる夢の意味は、大幸運の訪れを表しています。
ほとんどの人が一生かけても見れないという程レアな夢です。
全ての運気が上昇し、良い人と巡り会えたり、仕事で出世したり、株で大儲けができたりと、あなたにとって良い出来事が立て続けに舞い込んでくるでしょう。
この時期ばかりは、調子に乗っても許されます。
些細なトラブルや逆境ならば何もせずとも跳ね返すパワーが溢れているため、強気で行動していくと幸運を満喫できるはず。
月と虹が同時に現れる夢を見た人の体験談
都内に暮らす男性の体験談です。
彼は大学卒業後、地元で就職すると言い実家へ戻りました。
しかし、就職活動をまともにしなかったため当然内定はゼロ。そのまま卒業し、実家で暮らすことにします。
それからの日々は、昼過ぎまで眠り、気が向いたらパチンコへ行き、極たまに日雇いバイトをして過ごす毎日。
自分でもダメだとわかっていながらも、この自堕落な生活から抜け出せずにいました。
そんな日が続き、彼も30歳を過ぎた頃、父が突然の病に倒れ帰らぬ人となります。
体の弱い母と二人で保険金で食いつなぐも、あと何年持つかわかりません。
彼は居た堪れず、ついに働く事にしました。
もちろん、仕事を選ぶ余裕などなく、ほとんど詐欺のようなテレアポです。
毎日毎日、声が掠れるほど電話をかけ続け、契約が取れたと思えば相手は年配者。
彼の精神は日に日にすり減って行きました。
さらに追い打ちをかけるかのように母も急逝し、彼はひとりぼっちに。
仕事を続ける意義を失った彼は再び無職になりました。
家族も友人も恋人もおらず、廃人のように過ごします。
そんな日が続いたある日、月と虹が同時に夢に出てきたそうです。
その朝は久しぶりに気持ちよく目覚める事が出来、そのまま朝の散歩に出かけることに。
そして散歩中、偶然宝くじ売り場を見つけた彼は宝くじを購入します。
それから数日後。
再び廃人に戻りかけていた所、宝くじの当選が発覚。当選金額はなんと7億円。
彼は一瞬にして大金持ちとなりました。
後から夢の意味を調べた所、大幸運の訪れを暗示していると知り納得したそうです。
彼に、最初にお金を何に使ったのか何か訪ねた所、家族で過ごした家を買い戻したと嬉しそうに答えてくれました。
最後に
月が出る夢の意味を解説しました。
月は神秘的な夢ですが、良い意味だけでなく、大きなトラブルや運気の低迷も暗示しています。
間違った意味で解釈しないように、自分がどのような夢を見たのかよく覚えておくと、良い結果へ繋がります。
夢占いに従って行動してみると、人生が面白い方向へ転がるかもしれませんね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。