写真を撮るのを趣味にしている人は結構多いですよね。
最近ではスマホの普及で、誰でも手軽にシャッターを切ることができるようになりましたので、写真を撮る機会も撮られる機会も増えてきていますよね。
友人・知人から、自分の写っている写真をもらうことも多いのではないでしょうか?
撮った写真を見るのはもちろんのこと、額縁に入れて飾ったりする時間はとても豊かなものです。
そんな豊かなイメージのある写真ですが、夢占いとしてはどのようなメッセージがあるのでしょうか?
体験談と共に解説します。
目次
夢占いのシンボルとして写真が現している事
写真の夢は、貴方自身の置かれている環境や恋愛観を反映しています。
自分の状況を、写真として客観的に分析している状況に近いのです。
この夢を解釈する時には「その写真に何が写っていたのか」「見ている時あなたがどう感じているのか」と言った主観的な感情を大切にしてください。
写真に、自分の心が映し出されているという視点でメッセージを読み取っていきましょう。
写真を撮る夢の意味
夢の中での写真は、貴方の心を映し出していると述べました。
では、写真を撮っている夢を見た場合は、どう解釈すべきでしょうか。
それはズバリ、自己顕示欲の高まりです。
貴方は今、「誰かに構って欲しい」「自分が注目されたい」という気持ちが高まっています。
もしかすると、そんな気持ちが高まる余り、少し出すぎた行動をしているかもしれません。
それ程に強く、心が満たされていない状況にいるようです。
最近恋人との関係性はどうですか?
会えない日が続いて、ストレスを感じていませんか?
または、仕事での評価に満足できていないかもしれませんし、家庭が上手くいっていないかもしれません。
その状況までは判断できませんが、自分の素直な気持ちに向き合ってみてください。
むやみに自己主張しても、状況は変わりません。
自分の気持ちを自分自身で受け止め、どう相手に伝えるべきか、ゆっくり考えるようにしてください。
写真を撮られる夢の意味
この夢は、貴方が今、誰かに何らかの評価を受けている状況を暗示しています。
写真を撮られている状況をイメージして下さい。
キチンとポーズを決めて撮られる事もあれば、誰かの写真に無防備に映り込んでしまう場合もありますよね?
この状況と同じように、自分が望む望まないに関わらず、誰かが貴方の価値を図ろうとしています。
夢は自分で見るものですから、貴方もその事をどこかで感じ取っているのではありませんか?
例えば、貴方を恋の相手として見極めようとしている人の存在が考えられます。
また、ビジネスの場では、貴方からの提案を受けるかどうか悩んでいる顧客が複数いるかもしれません。
いずれにしても誰かの視線を意識して生活している状況です。
改めてそう言われると、緊張してしまいますよね。
どんな時も自分らしく、自然体でいることが一番上手くいく道だということを忘れないで下さい。
それでも他人の目は気になりますよね。
「どう思われているか」「嫌われないだろうか」という気持ちから、思った通りの行動がとれないことも多いかと思います。
私も少人数の前で意見を述べるのが極度に苦手で、すぐに緊張してしまう赤面症だったのですが、根本的な考え方を変えることで、今では社内で100人単位のセミナーの講師を務められるほどになりました。
参考にした文献の一つを以下に紹介します。
「文献」といえどとても読みやすく、実際の精神科医が著者ですので、非常に説得力があります。
手始めに読んでみてはいかがでしょうか。
写真をもらう夢の意味
写真をもらう夢は疑いの暗示です。
誰かに自分の写っている写真をもらった時、一番気になるのは、自分がどう写っているかですよね?
貴方は写真をくれたその相手の目に、自分がどう写っているのか気にしているのです。
そしてその気持ちが暴走して「自分を嫌いに違いない」「私のポジションを狙っている」など、疑心暗鬼になっているのではないでしょうか。
夢の中で、その写真をもらった時の感情を思い出してみて下さい。
おそらく嬉しいという感情よりも、押し付けられたような気持ちになったり、あまり欲しくないと感じていたのではないでしょうか?
その気持ちは、そのまま貴方が写真をくれた相手に感じている気持ちの投影です。
なぜその人の気持ちがそんなに気になるのでしょうか?
相手への疑いは、自信の無さから発生することが多いと言われています。
他人に目を向ける前に、自分自身のコンプレックスと向き合う事から始めましょう。
写真を見る夢の意味
最初に解釈した通り、夢の中での写真は貴方の現実世界での様々な状況を切り取ったものです。
それを見ている状況ですから、貴方の深層心理を自分で確認している作業とも受け取れるでしょう。
どんな写真を見ているか、写真別に少し解説したいと思います。
風景の写真を見る場合
あなたが見ているのが風景の写真であれば、あなたの心は優しさで満たされています。
そしてその穏やかな気持ちが周りにも派生して、豊かな人脈が築けるでしょう。
夢の中で人物ではなく風景の写真を見るのは、あなたの心が澄んでいる証拠です。
異性の写真を見る場合
次に異性が写っている写真ですが、これはストレートに恋愛運に関係しています。
間も無く貴方の前に理想の相手が登場する暗示です。
そしてその人は既に貴方の認識している人物で、既にその予感を感じ取っています。
嬉しい予感ですが、実際に上手くいくかどうかは貴方次第です。
このように、何の写真を見るかによって解釈が違ってくるのですが、何の写真であってもその時の貴方の感情にフォーカスして下さい。
明るい気持ち、前向きな気持ちであればちょっと自意識過剰になってしまっているという戒めの意味があります。
逆に、暗い気持ち、悲しい気持ちであれば、現実世界の自分も悲しみの中に居ます。
自分の感情を軸として、何を見ていたか、その対象との関係性はどうなのか、という視点から夢を読み解いてください。
ヒントしか示すことができず申し訳ないのですが、夢を解釈する時は自分のイマジネーションがとても大切です。
訓練するつもりで取り組んでみて下さい。
自分の写っている写真を見る夢の意味
先程写真を見る夢の全体像に触れましたが、自分の写真はその解釈がより強く反映されます。
自分の写真を見て「よく撮れている」「かわいい」といった感想を持った時は自分に対する評価が甘くなっている状況です。
自信過剰になっていないか気をつけてください。
逆に、その写真が暗かったり、表情がきつかったりすれば、実際の貴方がそうなってしまっていることを現しています。
自分の気持ほど、客観視できないものはありませんよね。
夢からのメッセージを大切に受け取ってください。
写真をもらう夢を見た私の体験談
私は写真を撮るのも撮られるのも、そんなに興味がありません。
撮るとしたら頼まれて撮影するか、美味しいものを食べた時に記録として撮る位です。
そんな写真に対する興味の薄い私が、大量の写真をもらう夢を見ました。
夢の中で私は会社にいました。
一つの部屋の中に大勢の人がいる状況で、知らない誰かがやってきて封筒に入った写真を突然私のデスクに、どさっと置いたのです。
すぐに中を開けてみると100枚くらいの大量の写真が入っていました。
そしてそれは、まるで隠し撮りをしたように日常での私の生活風景を撮影したものでした。
とてもショッキングな夢だったので、鮮明に覚えています。
その時私が感じた感情は、「こんな写真いらないのに迷惑だな」というものでした。
ちょうどその時期は、私が部署移動した時期と重なります。
まだ周りの誰にも馴染めず、新参者でありながら、1つのチームを託された私は、そのプレッシャーも相まって、周りの人が全員敵だと感じていました。
誰も私を信用してくれない、付いてきてくれない、邪魔者だと思われている、といったネガティブな事ばかり考え、疑心暗鬼になっていました。
今思うと自信の無さからピリピリしていたのですね。
夢の中で渡された沢山の写真は、私の葛藤を圧縮したシンボルとして現れたのでしょう。
そして、それを渡してくれた人も特定できておらず、自分以外の誰かということしかわかりません。
まさに、自分の思いに振り回され、被害妄想の渦中にいた私を投影していますよね。
私が感じた、迷惑だなという感情も、その部署移動を望んでいなかった気持ちの現れだと思います。
あの時の自分に「もっと肩の力を抜いて」と優しく声をかけてあげたい気分です。
最後に
夢占いのシンボルとしての写真は、非常にたくさんの解釈ができます。
撮った人、撮られた人、それを見る人や映っている人など、それぞれが全く異なる想いを持っていますよね。
そして今や日常にも溶け込んでいる写真は、とても一言では言い切れない数の意味を持っています。
あなたが見た夢と、あなた自身の感情を忘れずに、もう一度この記事を読んでいただき、参考にしてもらえれば幸いです。
夢があなたに伝えてくれるメッセージを見逃さないようにしましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。