天井が印象的な夢は見たことがあるでしょうか。
天井に穴が開いていて、そこから雨だけでなく虫が入り込んでくるような夢だととてもびっくりしたことと思います。
血が滴ってきたり、人が張り付いているようなホラーな夢だとなおさらですよね。
今回は、天井から血や雨が滴る夢、虫や人が張り付いている夢の意味について、体験談も交えながら詳しく解説していきます。
目次
天井がシンボルに現れる夢の意味について
天井が夢に現れるのは「能力」や「心理状態」、「人間関係」などを暗示しています。
「青天井」とういう言葉があったり、低い天井は圧迫感があったりと、なんとなくイメージがつきますね。
また天井が高い場所で考え事をすると、よいアイデアがたくさん出てくるとも言われています。
クリエイティブな仕事をしている方なら、天井が高い場所で仕事をすると、スムーズに捗りそうですね。
以下で、シチュエーション別に天井に関しての夢占いについて詳しく見ていきましょう。
天井に穴があいている夢の意味について
夢の中で天井に穴が開いているのは、あなたが奇想天外なことを考えつくアイデアの持ち主であることを暗示しています。
特別な視点から物事を見通しているようなイメージですね。
この時、穴が開いている箇所から何が見えるでしょうか。
綺麗な青い空が覗いていたなら、あなたやあなたの出すアイデアは周りからよい印象を持たれていることの証でしょう。
穴が開いている箇所から、曇り空や空以外のものが見えたなら、あなたのアイデアは現在の環境では報われることはないでしょう。
また不摂生のために体調不良になることを表しています。
あなたが寝ている環境にも問題があるようです。
睡眠不足が続いていると感じているなら、一度、寝室の環境を見直してみると改善が望めるでしょう。
天井から雨漏りしている夢の意味について
天井から雨漏りする時には、水滴をバケツで受け止めるなどの応急処置が必要で、安定しているはずの住居が脅かされている状態です。
夢の中で天井から雨漏りしているのは、あなたが精神的にとても疲れていることを暗示しています。
それは、仕事の責任からのストレスであったり、人間関係のストレスであることも考えられそう。
病気をしている方がこの夢を見た場合、病状の回復が長引くことを意味しています。
天井から血が落ちてくる夢の意味について
自宅の天井から血が落ちてくる…。
こんな状況はホラーゲームや映画以外、絶対に体験したくありませんよね。
夢の中で天井から血が落ちてくるのは、あなたが精神的なエネルギーを使い果たしてしまったことを暗示しています。
忙しすぎる日常をこなしてきたため、体力や気力が底をついてしまった状態なのかもしれませんね。
この夢を見る時期に、あまり頑張りすぎてもよい結果は望めないでしょう。
今はゆっくりとした時間を過ごすことがおすすめです。
天井から虫が落ちてくる夢の意味について
私は真夜中、天井から落ちてきた虫が顔に乗ってきて、とても驚いて飛び起きた経験があります。
夢の中で天井から虫が落ちてくるのは、近いうちにあなたが、ストレスを感じるような出来事が訪れることを暗示しています。
それは人間関係で起こる可能性が高いでしょう。
自分が普段、煩わしいと感じてきた物事がさらにクローズアップされることも考えられます。
落ちてきた虫によっても、さまざまな解釈があるようです。
天井を掃除する夢の意味について
天井は、なかなか掃除の手が行き届かない場所ですね。
念入りに掃除するなんて、年末ぐらいではないでしょうか。
夢の中で天井を掃除するのは、あなたの頭がきれいに整理整頓されてくることを暗示しています。
そのため精神的にもスッキリして、考え事もまとまってくるでしょう。
これから新しい物事にチャレンジしようとしている方なら、今がベストなタイミングです。
きちんと準備をして取り組んでいくようにしてみてください。
スムーズに物事が運んでいくことでしょう。
天井から人が現れる夢の意味について
そこがお化け屋敷だったなら、天井から人が現れることもあるかもしれませんね。
夢の中で天井から人が現れるのは、あなたの目的が第三者の手によって阻まれてしまうことを暗示しています。
その人物に嫌な印象を抱いていたなら、ますますその意味が強いです。
この時現れた人が、とてもユニークな人物だった場合、これから先あなたが出会う人物はとてもアイディア豊富な人である可能性があるでしょう。
その人物と仲良くなれることで、あなたの日常が楽しく変化してくることを表しています。
天井から雨漏りしている夢の体験談
私が中学生だった頃、田舎で家族と住んでいた時期の話です。
そこはまだ引っ越したばかりの家でしたが、中古のためか、色々な所が故障していました。
天井もそのうちのひとつです。
引っ越して数日経ったある日こんな夢を見ました。
私が自分の部屋のリビングでくつろいでいた時、顔に水滴が当たるのです。
不思議に思って天井を見てみると、そこから雨漏りしていました 。
急いでバケツを持って来ないと、と思い立ち上がった時、目が覚めたのです。
それは夢であることに間違いはなかったのですが、不思議なことに、朝から家族が居間に集まって天井を眺めて何か言いあっています。
私も急いでみんなの所に行き話を聞くと、「天井が雨漏りしている」というのです。
雨漏りは、弟が屋根に登って修理をしてくれたのですぐに直すことができたのです。
また、引越しに伴い学校も転校したのですが、当時は思春期の真っ只中ということもあり、よそ者扱いされているような気がして、うまく馴染めず悩んでいました(その後は徐々に打ち解けられました)。
雨漏りの夢は、実際の天井の破損と併せて、私自身の日々のストレスも表していたのだと思います。
最後に
日々は全く意識しませんが、天井は、日々の安定した暮らしを雨・風・日光から守ってくれる存在です。
そこに穴が空いていたり、何かがいたりすることは、日々の暮らしを脅かす存在で良いことはありませんね。
今の日常に不満のない人こそ、当たり前のことに目を向けて、感謝をすることを忘れないようにしましょう。
現在が十分に満たされているということを理解すれば幸せになれるという老子の言葉「足るを知る」。
それこそがあなたを幸せにする第一歩なのかもしれません。
夢があなたに伝えてくれるメッセージを見逃さないようにしましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。