多くの人がほぼ毎日利用する駅。
無人駅から迷路のように入り組んだ大規模な駅までさまざまですが、そんな駅が夢に出て来た時、どのような意味を示しているのでしょうか。
今回は、夢のシンボルとしての駅の意味や、ホームで迷う夢・トイレが出て来る・乗り過ごす・駅で待ち合わせるなどさまざまなシチュエーション別の意味も解説していきます。
目次
夢のシンボルとしての駅
駅は夢占いにおいて、人生の節目・分岐点を意味しています。
駅から電車に乗りまったく別の土地へ向かうように、駅は現在地で、電車に乗り未来へ向かうことを表しています。
もちろん、夢に出て来た駅の大きさや活気によって、その意味も変化します。
小さい駅が登場した場合は、運気の低迷、後悔や未来への希望が持てないことを表しています。
反対に大きい駅だった場合は、人生の分岐点に差し迫り、その準備も出来ていることを表します。
さらに細かいシチュエーションにより、具体的な意味がわかりますので、夢の意味を履き違えないように注意しましょう。
駅のホームで迷う夢の意味
駅のホームで迷う夢の意味は、無数にある選択肢の中からどれを選べば良いのか迷っている状態を表しています。
あなたは現在、人生の転換期に居るのです。
仕事で出世したり、移動の話があったり。はたまた結婚や妊娠など、人生が大きく変化しようとしています。
その無数の未来に対して、自分がどう動けば良いのか、どの選択が正しいのか迷っているのでしょう。
ここでの選択は、のちの人生に大きく影響する事柄ですので、焦っても仕方ありません。
周りの信頼できる人物に相談したり、自分と向き合う時間を作り、じっくりと考えれば自ずと正しい答えが出るはずです。
駅で電車に乗り過ごす夢の意味
駅で電車に乗り過ごす夢の意味は、一歩踏み出せないことを示しています。
ある事柄に関して、自分はこの道で行こう!と決心したものの、いざその時が来ると一歩を踏み出すことが出来ない状態にあります。
おそらく、これから先に待っている出来事に不安を抱いているのでしょう。
これを解決する方法は、自分の力をつけることです。
知識でも財力でも、あなたがコレがあれば挫けないという意思の持てる力をつけることができれば、恐れずに踏み出すことができるようになるでしょう。
自分の財産を持つことは重要ですが、そうは言ってもなかなか財産など手に入れられませんよね。
私も同じ状態で途方にくれていたのですが、ご紹介する本を読んだことをきっかけに、自分にとっての財産に気づくことができました。
財産とは、お金に関することだけではありません。もっと自分の身近で大切なものは何かに気づける本です。
人生が飛躍的に向上したことが実感出来ましたので、ぜひご覧ください。
駅のトイレが出てくる夢の意味
駅のトイレが出てくる夢の意味は、人間関係の浄化を暗示しています。
駅のトイレはたくさんの人が利用する場所ですね。そしてトイレは夢占いにおいて浄化を意味しています。
人生の節目にいるあなたは、人間関係も整理する必要が出てきます。
これまでにも多くの人間関係で悩まされてきたことでしょう。
しかし、これから別の人生がスタートするあなたは、人間関係を再構築することができるようになるのです。
自分にとってデメリットしかない人物・ソリの合わない相手は切り捨ててしまって問題ありません。
そのような人物は、あなたの成長や幸せの妨げにしかならないのです。
子供の頃からの付き合いだからと無理して合わせようとするのではなく、この機会に縁を断ち切りましょう。
駅で待ち合わせする夢の意味
駅で待ち合わせをする夢の意味は、その人物との関係が良好であることを示しています。
同性であれば、よき理解者としてお互いを尊敬し合い、心の許せる友人です。
悩み事などは積極的に相談するとより深い信頼関係を築くことができるでしょう。
異性であれば、恋愛関係に発展する可能性があります。
相手はあなたの外見や性格などに興味を示し、もっとあなたを知りたいと思っています。
対するあなたも、その人物に心を開いているのです。
デートに誘ったり、深い話をしてみるとお互いの価値観がよくわかるはず。
駅で電車に乗り過ごす夢を見た人の体験談
ある男子高校生の体験談です。
彼の家は両親ともに教師をしており、彼自身もまた教師になるように育てられました。
有名私立高校に合格し、その後も勉強に手を抜かず過ごしています。
高校に入学すると、彼は見た目を意識し始め、理容室から美容院へと通うようになりました。
初めて通った美容院でとてもオシャレにカットしてもらったことに感動し、心のどこかで美容師に憧れを抱くようになります。
しかしながら、当然美容師になりたいと本気で考えはせず、教師を目指して学生生活を送りました。
やがて高校3年生になり、本格的に進路を決める時期がやって来ます。
この時、初めて自分の人生について深く考えるようになりました。
両親が教師だから自分も教師をやりたいのか、自分の本当にやりたいことは何かと考えた結果、彼が出した結論は美容師になることでした。
両親に何度も本音を伝えようとしますが、なかなか決心がつきません。
悩む日々が続いたある日、駅で電車を何本も乗り過ごす夢を見たそうです。
占い好きの友人にこの話をすると、一歩踏み出す勇気が持てない状態だと指摘されました。
まさしく今の自分だと思った彼は、ある作戦を考えます。
それは、日本で一番の教育学部に入学し、教員免許をとった上で美容師の専門学校へ入学することでした。
万が一美容師に挑戦し、挫けてしまった時の保険として教員免許を取ろうとしたのです。
この事をいざ両親に告げると、初めて本音を話してくれたようで嬉しいと感謝されました。
また、彼のこれまでの頑張りを見て来た両親は、大学ではなく専門学校への入学を許してくれたのです。
しかし彼は、自分の中での区切りとして、大学に入学ししっかりと教員免許を取得、卒業後に自分のお金で専門学校へ入学を果たしました。
現在専門学校で美容師の道を目指す彼は、あの時夢に背中を押されたと語っています。
最後に
ここまで、駅が舞台となる夢について解説しました。
駅は長い人生における分岐点を示しています。
とても重要な夢である分、その意味をしっかりと受け取りたいですね。
潜在意識が語りかけてくれた意味を理解して、正しい選択肢を選びましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。