デパートといえば、食品からファッションまでさまざまな商品を置いているイメージ。
子供の頃には走り回って怒られたり、迷子の経験をした人もいるのでは。
そんなデパートが舞台の夢は、どのような意味を表しているのでしょうか。
デパートで買い物をしている夢、階段やエスカレーターが印象に残る夢、閉店間際だったり閉じ込められるといったシチュエーション別に解説していきます。
目次
夢のシンボルとしてのデパート
夢においてデパートとは、「選択肢」を示しています。
食品から衣類まで多岐に渡る商品を取り揃えるデパートで、どこへ行くか・何を購入するかということは、現実でも夢でもあなたのこれからの人生を左右する事態なのです。
その選択により、運気の上昇や低下を知ることも出来るので、しっかりと意味を確認し、自分の現在地を確認してから、正しい選択をしていきましょう。
それでは、シチュエーション別の解説に移ります。
デパートで迷う夢
デパートで迷う夢は、人間関係に関する選択を迫られることを暗示しています。
現実のあなたは、友人や恋人関係でなにか悩みを抱えているはず。
迷子になるというのは、その関係が悪い方へと流れており、やがてトラブルが起こる危険を予知しています。
自分の近くの人と改めて丁寧に、大切に接することでトラブルを和らげたり回避に繋がります。
デパートで買い物をする夢
デパートで買い物をする夢は、恋愛に関連する吉夢と凶夢があります。
楽しい買い物と感じた夢ならば、吉夢です。
心が安定しており、恋愛運が上昇する前触れです。
買い物をする量が多いほど、運気もグングンと上昇していきます。
普段より大胆な行動をしてみると良いかもしれません。
反対に、つまらなそうに買い物したり、不機嫌だと感じた夢ならば凶夢です。
精神が乱れており、恋愛運も下降気味に。
誰かに当たり散らしてしまったり、恋愛では第三者に邪魔されたりする可能性も。
自分の心と向き合い、出来るだけ感情的にならないように注意しましょう。
デパートの階段が印象に残る夢
デパートの階段は、目標や計画を表しています。
階段を登っていたのであれば、その目標についてコツコツと努力を重ねていたり、計画が順調に進んでいることを暗示しています。
立ち止まっている時は、先を見据えて、どのように進んで行くべきかを悩んでいる最中です。
冷静に自分を見つめられているため、時間が経てば自然と前へ進められるはず。
階段を降りていた時は、物事が順調に進んでいなかったり、何か思い当たる節があるのでしょう。
何か大事なことを見落としていないか、確認してみると良いかもしれません。
デパートのエスカレーターが印象に残る夢
デパートのエスカレーターは、精神状態と運気を表しています。
上りのエスカレーターに乗っていたのであれば、やる気や好奇心が溢れている証。運気も上昇しているため、何事にも挑戦する姿勢でいると良い結果に繋がります。
対象的に、下りのエスカレーターの場合は、やる気も希望も感じられず、途方に暮れている可能性があります。運気も低迷しているため、このままでは絶望へと向かう一方です。
趣味や恋愛など、自分を奮い立たせる何かを見つけ、それに熱を入れると運気も上昇していくでしょう。
デパートに閉じ込められる夢の意味
デパートに閉じ込められる夢の意味は、自分一人では解決出来ないトラブルや問題を抱えている、もしくはこれから巻き込まれることを示唆しています。
現在、思うように物事が進まなかったり、人と衝突してしまうことが多くストレスが増えてはいませんか?
顕在意識では気にしていなくても、心の奥では精神的にかなり追い詰められている可能性があります。
趣味に没頭したり、瞑想してみたりと、リフレッシュする時間を作るとストレス発散に対する高い効果が期待出来ます。
特に瞑想はオススメです。
私も一日数分の瞑想をルーティンにしたところ、明らかに頭がすっきりとして、考えるべきことに集中できるようになりました。
アメリカではマインドフルネスと呼ばれ、googleなどの一流企業が業務内での実施を推進しています。
悟りを開く、などと言ったスピリチュアルなイメージが強いですが、脳のリソースを多く使用する仕事である人ほど、何も考えない時間を作ることで、逆に生産性が上がる効果が見込めることが、科学的にも証明されています。
ぜひ参考にしてみてください。
デパートを走り回る夢
デパートを走り回る夢は、人生において行き詰まりを感じていることを意味しています。
現実でやりたい仕事や挑戦したいことがあるけれど、様々な障害から足踏みしていて、でも諦めきれず同じことで悩んだり、自分の将来に希望が持てず途方に暮れていることでしょう。
あなたの考え方は堂々巡りをしており、このままでは前進も後退もしません。
どこかのタイミングでキッパリと進むのか諦めるのかを決断したり、普段行かないような場所へ行ってみたり、知らない事を学んでみると新しい自分が発見が出来るかもしれません。
閉店間際のデパートの夢
閉店間際のデパートの夢は、あなたの心が疲れていることを暗示しています。
普段から周りに気を遣いすぎたり、自分が犠牲になることが多くはないですか?
そんな気疲れが、夢となって現れているのです。
対人運も低下しているため、さらに精神がすり減ってしまう可能性も。
もっと自分に自信を持つことも大切です。
心理学系の本で学んでみると、現状を見つめ直すいい機会になります。
デパートの階段が印象的な夢を見た体験談
ある一児の母の体験談です。
彼女は生後半年を迎えた赤ん坊と、仕事熱心な旦那の三人家族でした。
旦那は忙しい人だと言うことは結婚前から知っていたため、育児はほぼ全て彼女が引き受けています。
ある日、赤ん坊が熱を出し、病院へ連れて行きました。
この時期体調を崩してしまうことはよくあり、その時も風邪という診断を受けて疑うことはありませんでした。
その日の夜、赤ん坊を連れてデパートの階段を降りる夢を見たそうです。
それから何日経っても風邪は治らず、再び病院へ行くも、風邪という結果は変わりません。
しかし、彼女は夢に出てきた赤ん坊と階段を降りる夢がどうしても心に引っかかり、詳しい検査をお願いしました。
その結果、赤ん坊は呼吸器系の感染症に陥っていた事が発覚。緊急入院となりました。
幸い、後遺症もなく無事に退院し、現在はやんちゃ過ぎるほど元気に育ちましたが、あの時夢を見なかったら、検査をお願いしなかったかもしれないと、今でも思い返すとのことです。
最後に
デパートが日常という人は極めて一部の方に限られます。
ハレの場であることがほとんどでしょう。
そう言った意味で、人間関係、運気、今後の計画や人生観に至るまで、日常からかけ離れたところでの決断が必要とされる場合があります。
あなたがどんな感情で過ごしていたか、どんなシチュエーションだったかをよく思い出し、現実での暮らしに役立てていきましょう。
夢があなたに伝えてくれるメッセージを見逃さないようにしましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。