あなたは、城と聞くとどのような建物をイメージしやすいでしょうか。
城には、日本風のものと洋風のものがありますよね。
私は断然、洋風のお城に憧れています。
子供の頃、絵本やテレビで見るような城に住むことが夢でした。
今では危ないと感じていますが、ブロック塀をつかって、城に登るごっこ遊びをよくしたものです。
そのたびに親に怒られたのは、今となってはよい思い出となっています。
さまざまな城は、どうしてあのように高くそびえ立っているのでしょうか。
調べたところによると、敵の攻撃から身を守るためのものであったようです。
たしかに、城を攻めるにしても、あのように高い建造物だから、どこから攻撃したものかと悩んでしまいますね。
今回は城にスポットを当てた夢占いの解釈を、体験談を交えて詳しくご紹介していきます。
城がシンボルに現れる夢の意味とは
白が夢に現れるのは「意思」、「強さ」や「精神状態」などを暗示しています。
歴史上に現れるお城は、主の権力そのものを象徴していたようです。
大きくて立派なお城を持っている人物ほど、有力者の証であったのでしょうね。
お城を持っている主もすごいですが、それを作った技術力や労働力も凄いものがあります。
それにしても、観光地などでいまだに当時の状態を保ったお城を見て回れるのは、とても貴重です。
あなたはどんなお城が好きでしょうか。
以下で、シチュエーション別に違う城に関連した夢占いの解釈を、詳しく見ていきましょう。
城に登る夢の意味とは
今は重要文化財に指定されたお城も数多く存在しているので、勝手に登ったりすることは容易ではありません。
夢の中で城に登っているのは、あなたが高い理想を抱いていることを暗示しています。
それは生活の中だけにとどまらず、仕事や人間関係にまで及ぶようです。
普段自分が持ち歩くものや、将来付き合う恋人など、数え上げるとさまざま注文が出てきそう。
ただ理想が高いだけではなく、それに向けてきちんと努力できる人物であることも表しています。
あなたには叶えたい夢がたくさんあるのでしょうね。
ただ、理想ばかりを追い求めるあまり、現実に妥協できない自分自身がいることも暗示しています。
あまりこだわりを強く持ちすぎるのも考えものです。
なんでも持っているあなたのことを、あまりよくないと思っている人物が身近にいる危険性も考えられるでしょう。
城に住む夢の意味とは
豪華絢爛なお城に一度でいいから住んでみたいものですね。
夢の中でお城に住んでいるのは、あなたの普段の生活がとても豊かで満たされていることを暗示しています。
物質面だけではなく、精神的にも充実した毎日を送っていることでしょう。
このとき住んでいたお城の様子にも注目してみてください。
綺麗で心地よく、明るい雰囲気だったならよい意味がますます強くなります。
反対に、寂れていたり、よくないイメージを抱いていたなら、あなたが精神的に満たされていないことの暗示です。
あなたが今現在、自分の家に住んでいるはずなのに、まるで他人の家のようにくつろげないといった状況にいることも考えられるでしょう。
それはあなたの意志の弱さに原因があるようです。
目に見える範囲だけではなく、一度自分の心の中を見つめ直してみると、解決のためのよいヒントが得られるかもしれませんね。
「意思決定」は仕事だけでなく、人生においても重要な意味をもちます。
あなたは自分自身が確固たる判断基準を持って、日々意思決定していると言い切れますか?
ほとんどの人が「なんとなく」や「雰囲気で」など、曖昧な判断をしていることと思います。
誰しも「判断すべき問題(イシュー)」があって、「自分なりの判断基準」を持って判断して生きています。
ただ、それは判断すべき問題ではないかも知れない。
どうにもならないことに対して時間をかけて唸っていても、ただの時間の無駄です。
以下の本にはそんな論理が書かれています。
難しいかも知れませんが、本の内容はいたってわかりやすいですので、ご一読ください。
城を攻める夢の意味とは
ドラマや映画などで、城を攻めるシーンをよく見ることがありますが、一体どのように撮影しているのでしょうか。
夢の中で城を攻めているのは、あなたの中の攻撃性がクローズアップされてくることを暗示しています。
攻撃性が増すということは悪い面ばかりではありません。
これまで、無気力に生活してきた方にとっては、新たな活力が生まれてくることを表す吉夢となります。
これからは前向きな気持ちで、物事に取り組むことができるようになるでしょう。
いままで順調に生活してきた方だったなら、これまで以上に活力があふれてくることを意味しています。
または、自分のエネルギーの向かう場所がわからずに、力を持て余していることも表しているでしょう。
ただやみくもに攻撃するだけでは、何の成長も望めません。
一度クールダウンしてまわりを見回すことも、ときには大切ですよ。
城に住む夢の体験談
私がまだ実家暮らしだった時期のことです。
高校を卒業したばかりの私は、しばらく続けてきた仕事も辞めて、毎日を家で過ごすことが多くなっていました。
家では毎日、母の温かい料理が準備されています。
部屋は小奇麗に片付けられて、とても気持ちがよいものです。
毎日見る夢の中、時々私は綺麗なお城に住んでいることがありました。
今思い出してみると、実家はまさにお城のような場所であったといえます。
これといった楽しみがあったわけではありませんが、しばらく休みたいような気持ちだったのです。
そんな私を、両親は温かく見守ってくれていました。
毎日をゆったりと過ごすことが出来たおかげで、私は仕事のストレスや人間関係の悩みなど、その全てをリセットすることが出来たのです。
今ではまた新たに仕事を見つけて頑張って取り組んでいますが、前向きな気持ちで進むことができたのは、あの日々があったおかげなのだろうと感じています。
最後に
お城は王を守るため、圧倒的な堅牢さでそびえ立ちます。
そんな非日常的で大きなシンボルは、反対に日常生活を表すことがほとんどです。
あなたの生活の中で、お城を構えるように守らなければならない、最優先事項は何でしょうか?
家族やお金といったように、人生の最優先事項を決め、それを軸に生きていくことがあなたの人生の羅針盤になるかも知れません。
夢があなたに伝えてくれるメッセージを見逃さないようにしましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。