夢って、妙にリアルで、でもどことなく無機質な感覚がありますよね。
どこかで見た風景の気がするけれど、なんだかフワフワと変な感じがして。
例えば、夢にスーパーマーケットが出てきた時、その無機質さが少し怖かったりしませんでしたか。
なぜスーパーマーケットが出てきたのだろうか。
怖い夢は悪いことが起こる前触れなのか?
スーパーマーケットが舞台の夢の意味をさまざまなシチュエーション別にご説明いたします。
目次
夢のシンボルとしてのスーパーマーケット
夢に出てくるスーパーマーケットは「日常」や「人間関係」を表しています。
コンビニなどにも言えることですが、スーパーマーケットは生活に必要な物を買いに多くの人が集まる場所です。
そんな当たり前の日常を舞台に夢を見るということは、日々に変化を求めていたり、新たな出会いを求めているかもしれません。
その舞台となったスーパーマーケットにはどれくらいのお客さんが居たのか。
知り合いは出てきたか、自分は買い物をしていたのか、店員だったのか、神の目線なのか、などの立場によって意味合いが変わっていきます。
それでは、シチュエーション別に解説して参ります。
スーパーマーケットで店員として働く夢
舞台となったスーパーマーケットで店員として働いていた場合の夢について。
活気のあるスーパーマーケットでせっせと働く夢ならば、それは現実が充実しているという暗示です。
今現在の日常生活が活気で溢れ、人間関係も良い広がりを見せていることでしょう。
生活の質を落とさないように注意しながらも、毎日を楽しく過ごしましょう。
反対に、廃れたスーパーマーケットが舞台の時は要注意。
日常生活が乱れていたり、どこかに不満を抱いています。
また、新たな出会いを求めているのに、まったく満足できておりません。
仕事や勉強ばかりになっていたり、普段の生活がだらしなくなってはいませんか?
一度、それらと距離を置いて、ゆっくりと生活することを意識してみると、活気が戻るハズです。
スーパーマーケットのレジが印象に残っている夢
スーパーマーケットで、レジが印象に残っていることはありませんでしたか?
自分が店員としてレジ打ちをしていたり、客として会計をしてもらっていたり。
このように、レジが印象に残った夢を見た時は、お金に関する意味になります。
例えば、一人の客として会計をしてもらっていた場合。
お金に困っていたり、何か欲しい物があり、そのために我慢していることを表しています。
もしかして、誰かにお金を借りようか悩んでいたりはしないでしょうか。
どうしても必要な資金なのであればよく相談してみるべきですが、そうでなければもう少し我慢することが大切です。
お金の夢を見るということは、それだけ切羽詰まっている証です。
軽率な行動は控えましょう。
次に、店員としてレジ打ちをしていた場合。
これは吉夢です。
思わぬ収入が期待できるでしょう。
この際、レジでより多くの接客をしていると、それだけ金運が高まっているため、賭け事に挑戦すると勝てるかもしれません。
臨時収入の良い使い方の一つに、投資があります。
もともとなかったものですから、無くなっても良いものとして投資し、リターンがあれば儲けもの、と言った考えでハイリスクをとって投資してしまいましょう。
その臨時収入が、もしかすると倍以上にもなったりするかもしれませんよ。
貯蓄から投資へとは常々言われていますが、その基本的な考え方すら理解していない人がほとんどです。
あなたが銀行口座に眠らせているお金は、投資に回せばもっとお金を生み出します。
まずはあまりにも有名な入門書を読むところから始めて、その後自分にあった投資のスタイルを見つけていきましょう。
スーパーマーケットで買い物をしていた夢
スーパーマーケットで客として買い物をしていた場合。
あなたは買い物を楽しんでいましたか?
もしそうであれば、人間関係が良好であることを示唆しています。
恋愛運も高まっているので、出会いの場などに積極的に参加してみると吉です。
買い物カゴに商品が多く入っているほど、良い縁が期待できます。
友人との関係もより深くできるでしょう。
ただし、ここで天狗になってしまわぬようにご注意ください。
買い物した後に待っているのは、レジでの会計です。
運とは回るものですので、ここで良い出会いがあったら次は人間関係や金銭での悩みが訪れます。
そうなった時にも対応できるように、心には常に余裕を持っておきましょう。
買い物を楽しんでいなかった場合。何を買おうか迷っていた場合。
何かが決断できていなかったり、心に迷いが生じていることを暗示しています。
それは本当に買い物のことかもしれませんし、人間関係かもしれません。
どちらにせよ、自分の生活や人間関係を一度整理してみましょう。
次に見る夢では、気持ちよく買い物できるハズ。
閉店間際のスーパーマーケットの夢
閉店間際のスーパーマーケットの夢を見た場合。
あなたの心の寂しさを表しています。
恋人や、誰か大切な人との別れがありませんでしたか?
もしくは、もうすぐ卒業や退職など、別れが訪れることでしょう。
自分の本心では離れたくないと思いながらも、別れの運命を変えられないことを嘆いています。
こればかりはどうしようもありません。
しかし、別れとは必ずしも悪いものではありません。
西洋のことわざにあるように、別れることがなければ、めぐり逢うこともできないのです。
それは男女の関係でも、友人同士でも自分と付き合う前に別の付き合いがあったはず。
その付き合いがなくなったからこそ、新たな出会いに繋がったのです。
「出会いは偶然、別れは必然」というように、人生は出会いと別れを繰り返し、そのめぐり逢いの中で人間関係を築いていくようになっているのです。
スーパーマーケットで働くの夢を見た体験談
ある笑顔が素敵な女性の話です。
彼女は、都内の某会社で事務員として働いていました。
仕事は単調な作業の繰り返しで、代わり映えのしない毎日にウンザリ。
友人も恋人もおらず、休日は一人で過ごしています。
そんなある日、寂れたスーパーマーケットで面倒臭そうに働いている夢を見たそうです。
そのスーパーマーケットがなんだか怖い印象で、夢占いを調べてみたところ、人間関係に不満を抱いていたり、日常生活に退屈している暗示だと判明しました。
まさにその通りだと思った女性は、自分を変えるべく行動し始めます。
会社では、なるべく明るく振る舞い、ランチも同僚と出かけるように。
休みの日には自分磨きにピラティスを始めました。
また、口角をあげて眠るように意識したところ、徐々に日常に変化が訪れます。
退屈だと思っていた仕事は、テキパキとこなせるようになり、休日にはピラティスの教室で知り合った友人と遊びに行くことも増えました。
そして、人から「いつも笑顔だね」とも言われるように。
その日に見た夢には再びスーパーマーケットが出てきたのですが、とても繁盛していて、自分も楽しく接客していたそうです。
最後に
スーパーマーケットは人が暮らすために必要な日用品が集まっています。
この記事で解説したような人間関係やお金も、実は生活の上での根本に関わるような暗示かもしれません。
注意して解釈するようにしましょう。
夢があなたに伝えてくれるメッセージを見逃さないようにしましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。