夢に線路が出てきたことはありませんか?
果てしなく続くレールの上をひたすら歩いていたり、はたまた踏切の前で佇む夢だったり。
楽しい夢ではないけれど、とても恐ろしい思いをしたわけでもなく、吉夢か凶夢か曖昧で気になりますよね。
そんな線路にまつわる夢を、体験談を交えて徹底解説いたします。
夢のシンボルとしての線路の意味について
夢占いにおいて、線路とは「人生」や「未来」といった自分の辿る道を表しています。
親が厳しい家庭で育った人にとっては、「レールの引かれた人生」とも言いますよね。
あなたが夢の中で見た線路は、どのような線路でしたか?
ひたすら真っ直ぐに伸びていたでしょうか?
それともグニグニと曲がりくねっていましたか?
途中で切れてはいませんでしたか?
夢のシチュエーションによっては、自分の道を息苦しく感じていて、道を外れたいと悩んでいる場合があります。
反対に、自分の道が正しいことを理解しており、順調に歩んでいる暗示でもあるのです。
現実で自分の今いる場所を再確認できるチャンスと捉えて、夢占いの意味を確認してみましょう。
それでは、シチュエーション別の夢占いの意味を解説します。
線路沿いをひたすら歩き続ける夢
線路沿いをひたすら歩き続ける夢の意味は、「もう一つの人生」「別の道」を意味しています。
線路があるのに、あなたはその上を歩くのではなく、一歩外れた場所から認識していますよね。
それは、自分の現状を客観視できている証です。
現実で、何かやりたいことがあり、でも踏み出せずにいるのではないですか?
もしくは、結婚を考えているけれど、本当に今の相手でいいのだろうかと悩んでいたり。
そんな自分の将来を、安全な場所から確認しようとしているのです。
さて、線路沿いを歩き続けたあなたは、最後にどこへたどり着いたでしょうか。
目的地を確認したのであれば、深層心理では答えが決まっているはず。
あとはあなたが一歩踏み出すだけです。
途中で線路が途切れていたり、どこにもたどり着けないのであれば、踏み出すのに怖気付いていたり、何か不安要素があるのでしょう。
一度、パートナーや周りの友人に相談してみると良いかもしれません。
線路の踏切が出てきた夢
踏切が出てきた夢について。
自殺や事故を想像してしまい、なんだか少し怖いイメージですよね。
残念ながら、踏切の夢は凶夢です。
踏切が印象に残っている夢の場合は、ほぼ間違いなく「カンカンカンカン」と電車がやってくる警告音と、赤い信号のランプも見えたはず。
なんだかドキドキしませんでしたか?
これは、あなたが何かに追われていて精神的にまいっていたり、これから訪れるトラブルや問題に不安を抱いている暗示です。
例えば、子供がなにか悪さをしてしまい、それを隠したけれど翌日必ずバレてしまう。といった状況だったりすると、大抵夢に踏切が出てきたりします。
頭では理解しているのに、解決策が見つからずについ問題を先送りにしているかもしれません。
そんな状況を見かねた、潜在意識のあなたが夢を通して注意を呼びかけているのです。
踏切の夢を見た時には、一刻も早くトラブルを解決する、もしくはトラブルから逃げずに向き合いましょう。
どんな形であれ、解決へと進めなければ警告音は鳴り続けます。
線路で事故に遭遇する夢の意味
最後は、線路で事故に遭遇する夢の意味です。
まずは、車と電車が接触事故を起こした場合。
これも踏切の夢と同様に、トラブルの訪れを表しています。
車を自分で運転していても、その現場を神の視点から目撃していた場合も意味合いは変わりません。
車は守られている自分を意味します。
それは金銭的な意味か、人として誰かに守られているのかは本人にしかわかりませんが、その自分を守ってくれている何かを失う可能性があります。
そのようなトラブルに巻き込まれる前に、自分の現状をよく理解し、見直すことで未然にトラブルを防ぐことができるのです。
次に、電車と人が接触事故を起こす夢の意味について。
これは、これから先の人生における不安を暗示しています。
この夢を見た人は、現在幸せな生活・満たされた生活を送っている場合が多いです。
今が幸せだと感じる分、将来何が起こるかわからない不安をどことなく抱いてしまっているのです。
その将来の不安要素を解消する方法は、早く行動すればいくらでもあります。
手遅れとなる前に、障害にぶつかった時に乗り越えられる備えをしておきましょう。
心配性の方は、今後何が起きるのかとビクビクしながら過ごすことになってしまうかもしれません。
しかし、まだ起きていないことは心配してもしょうがない、と言う考え方があります。
先を見据えて対策を打つのは正しいですが、心配しすぎるが故に心のリソースをそこに費やしすぎないようにしましょう。
また、どこか身体の不調を感じるところはないでしょうか?
些細な変化かもしれませんが、大きなケガや病気に繋がる恐れがあります。
もし少しでも異変を感じているのなら、早めに病院で受診しましょう。
妻が線路の上を歩く夢を見た体験談
子供が生まれたばかりの30代男性の話です。
彼は結婚生活3年目にして、ついに子供を授かりました。
家庭では愛する妻と我が子が待ち、仕事では評価され、まさに順風満帆な人生を送っていました。
そんなある日、妻が線路の上を歩いていく夢を見たそうです。
走って追いかけますが、線路はぐにゃぐにゃとねじ曲がり、とうとう追いつくことが出来ませんでした。
翌日、妻にその夢のことを話すと、妻は突然泣き出します。
どうしたのかと理由を聞くと、妻は仕事と子供ばかりで旦那が構ってくれないと悩んでいたのでした。
男は妻の心境の変化に潜在意識では気づいていたため、夢で警告を受けたのです。
そして、現実でも妻の本心を知った男は、家庭も仕事も両立出来ていると思っていただけに、とてもショックを受けました。
しかし、夢を見たおかげで妻の本音を聞けて、それ以来「家族」や「生活」を一層丁寧に、大切にするようになったそうです。
このおかげで、妻の心が離れてしまうのを未然に防ぐことが出来ました。
最後に
踏切は日常的でありながら、危険と隣り合わせです。
解釈は実に様々ですが、強いシンボルでもあります。
当記事でご紹介したような暗示は、ほぼ間違いないと言って良いでしょう。
夢からのメッセージを、ぜひ現実生活に生かしてください。
夢があなたに伝えてくれるメッセージを見逃さないようにしましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。