【夢占い】廃墟の団地の夢の意味とは?廃墟を掃除する夢も体験談を交えて解説




普段の生活の中で、廃墟を見る機会というのはあまりないかもしれません。

物珍しさから廃墟となった団地で肝試ししたり、不良の溜まり場となっていたりとあまり良くない印象を受けることも。

反対に、軍艦島などのノルタルジックな雰囲気に魅了される人も多いですね。

そんな廃墟が登場する夢には、はたしてどのような意味があるのでしょうか。

廃墟を掃除する夢や、どのような廃墟なのかといったシチュエーション別に意味を説明いたします。



夢のシンボルとしての廃墟の意味

夢のシンボルとしての廃墟は、「理想」「思い出」を意味しています。

生活の気配を感じない朽ちた建物は、まるで自分の過去の記憶のようだと思いませんか。

懐かしい大切な記憶だけれど、もう当時へ戻ることが出来ないさまは、まさに朽ち果てた廃墟そのもの。

今が辛く過去へ戻りたいと願ったり、なにか後悔していると廃墟の夢を見る場合があります。

また、身近にはない物珍しいモノであることから、自分の理想を表現しているとも捉えられます。

廃墟となった舞台、登場人物、何をしていたのかなどにより、その意味は変わります。



廃墟を見る夢の意味

廃墟を見る夢は、過去を思い返している時によく見られます。

遠くから眺めていたのであれば、過去を懐かしい思い出として割り切っていますが、間近で見る夢の場合には、過去にしがみつき先へ進めなくなっていたり、今が辛く過去の思い出に逃げて自分を守ろうとしている可能性があります。

廃墟となった建物が自分の家だった場合は、自分自身の体について悩みがある場合が多いです。

例えば、風邪をよく引くようになったり、体力が落ちた、髪が薄くなってきたなど、過去に比べて今の状況が悪くなり、「あの頃は良かった」と思い返しているのかもしれません。

過去の体の状態へ戻ることは出来ないため、これ以上悪化させないような生活を心がけましょう。

覚えのない建物の廃墟だった時は、人間関係の悩みです。

職場の人間関係が悪くなったり、苦手な上司の元に移動になったり、恋人との関係が上手く行ってない場合などによく見られます。

人間関係であれば、いくらでも修復の余地はあります。

関係が良かった当時を思い返し、どのように行動すればよいのか検討してみると上手く行くかもしれません。

廃墟の団地が出てくる夢の意味

廃墟の団地が出てくる夢の意味は、無個性を表しています。

普段から人に合わせた行動を取っていたり、自分の意見をあまり言わないタイプではないでしょうか。

周囲に流され続けることは、何も考える必要がないためとても楽でしょう。

しかし、それは同時に人間性を失っているとも言えます。

自分の意見のない人間にどのような価値があるのでしょうか。

また、人に合わせることが優しさだと思っているのならば、それは大間違いです。

あなたは根底では自分が否定されたり傷つくことを恐れて意見を言えないだけであり、そのような未熟の心でいると自分の人生の意味を失います。

あるいは少し厳しい言い方かも知れませんが、「自分の頭で考える」と言うことができていないのかも知れません。

しかしそういった思考停止状態で言われたことだけをやる大人は、実は多いです。

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私はしっかりと考えている、と思っているあなたも、意外と知識だけを蓄えて考えている気になっているだけかも知れませんよ。

度が過ぎると、共依存や何かしらの精神疾患の可能性もあり得ますので、自分とは?ということを深く考えてみてください。

廃墟を掃除する夢の意味

廃墟を掃除する夢の意味は、悩み続けた物事を整理し始めていることを暗示しています。

今までずっと忘れられない想い人が居たり、叶いそうもないけれど諦めきれない夢があったかもしれません。

しかし、潜在意識の中のあなたは、その物事の整理をつけ始めているのです。

あなたは間も無く過去のしがらみから解放され、新しい人生を始めます。

最後にその記憶を思い返し、懐かしさにふけるのも良いかもしれません。

スッキリした気持ちでスタートを切れると思いますよ。

廃墟を掃除する夢を見た体験談

幼馴染にずっと片思いを続けていた男性の体験談です。

彼には、小学生時代からの幼馴染の女性が居ました。

家が近所で親同士の仲も良かったことから、二人はよく一緒に居たそうです。

中学校・高校と同じ学校へ進学し、変わらず仲良く過ごしていました。

しかし、兄妹同然のように育ってきた二人は自分の思いに気づけず、二人の恋はなかなか進展しません。

そして大学進学時、男性は第一志望に落ちてしまい、地元の大学へ。

女性は東京の大学へ進学することになります。

初めて距離が離れた二人は、お互いに恋心を抱いていたことを確信。

大学1年の夏休みに、男性は勇気を振り絞り女性を温泉旅行へ誘い、その出先でついに想いを伝えることに。

しかし伝え方が遠回し過ぎたため、女性はその想いに気づくことが出来ませんでした。

その後、男性はフラれたと勘違いし連絡出来ず、女性もどこか雰囲気の変わってしまった男性に連絡することが出来ず、お互いの距離は開いていきます。

それから時が経ち、28歳になったある日、二人は結婚式場で再開します。

彼女は仕事で知り合った男性と結婚することになり、その式に呼ばれたのでした。

顔を合わせるのは実に9年ぶり。

美しい大人へと成長した彼女は、目の前で自分の知らない男性と結婚。

どうすることも出来ず、ただ過去を悔やむ毎日が訪れます。

そんなある日、自分たちが小学生の頃に遊んだマンションが廃墟となって夢に出てきたそうです。

その夢の中で男性は廃墟を掃除していました。

目を覚ますと、不思議と彼女との思い出を悔やむよりも懐かしむ気持ちが芽生えたそう。

それからというもの、彼女を思い返す時間が減っていき、それはいつしか楽しかった過去の思い出として昇華されていったそうです。

現在、男性は趣味を通じて知り合った女性と結婚を前提に交際しているとのこと。

幼馴染との思い出は、大切な人生の1ページとして心に残しているそうです。

最後に

廃墟はくたびれた、朽ち果てたといったイメージからいい印象はないと思います。

しかし意外とあなたにとってプラスな暗示であることもあり得ます。

不要なものを整理する、という意味で、記憶の残骸が廃墟となって現れたのかも知れませんね。

夢があなたに伝えてくれるメッセージを見逃さないようにしましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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