地下室に降りる経験は誰でもできるものではありませんね。
閉じ込められるなど、ほとんどないことです。
地下室に逃げるシーンなどは、ドラマや映画などでよく見る機会も多いかと思います。
夢の中ではどうでしょうか。
今回は地下室にスポットを当てた夢占いついて、体験談も交えて詳しく解説していきます。
地下室がシンボルとして現れた夢の意味について
地下室が夢の中に現れるのは「無意識」、「可能性」や「精神状態」などを暗示しています。
滅多に行く機会がない地下室への道のりは、自分自身の内面を見つめていこうとする自分の心情を表しているのです。
地下室の中はどのような様子だったでしょうか。
何かを発見していたなら、それに関連する物事が、あなたにとってとても重要である可能性が高いでしょう。
以下で、地下室のシチュエーション別に違う、夢の意味を詳しく見ていきましょう。
地下室に降りる夢の意味とは
よく知らない建物の中に入って、急に地下室に降りなければならなくなったらとても嫌ですよね。
夢の中で地下室に降りているのは、あなたが今、自分の内面を見つめ直さなければならない時期に来たことを暗示しています。
現在のあなたは、転換期の真っ最中にいることでしょう。
仕事や勉強などを頑張ってきた方なら、これから先、自分がどの方向に向かっていけばよいのか、心の中に悩みを抱えているのかもしれません。
これから先多くのことを経験したり勉強する事で、自分の中にある潜在意識や可能性が、最大限に引き出されていくことを表しています。
この夢を見た時期は、勉強やスポーツなど、自分磨きに関連することに力を入れてみましょう。
きっと、あなたの将来に役立てられるはずです。
地下室に閉じ込められる夢の意味とは
よく映画やドラマで、主人公が地下室に閉じ込められるワンシーンを見たことがあるでしょう。
抜け出せるのか不安で、ハラハラして見てしまいます。
夢の中で地下室に閉じ込められるのは、今あなたが非常にストレスを感じているということを暗示しています。
周りの人間関係の中で、うまく自己表現ができずに悩んでいるのかもしれません。
または、あなたに今後、自由に身動きができない状況が訪れるということも表してます。
それは社会的なことや、普段の日常生活の中で起こる出来事であるかもしれません。
あなたは大勢の人の中にいても、なんとなく居心地の悪さを感じていることでしょう。
本来の自分の実力が発揮できずに、仕事の能力も落ちてきていることを、気にかけているのかもしれません。
今はまだしばらく我慢する時期が続きそうですが、時間の経過とともに見通しもよくなってくるはずなので、気長に待つようにしましょう。
完璧主義もほどほどに。
地下室に逃げる夢の意味とは
地下室に逃げるのは最終手段です。
夢の中で地下室に逃げるのは、 あなたが現実逃避したい気持ちを抱いていることを暗示しています。
誰かに追われるように逃げ込んでいたなら、自分の実力不足のために、今後、不利な状況に追いやられるような出来事が訪れる可能性があるでしょう。
それは、人間関係の中で起こる出来事であるはずです。
あなたを追ってきていた人物は、どのような様子だったでしょうか。
その人の服装にも注目してみましょう。
スーツを着ていたなら、仕事に関連する物事で、あなたの弱点があるようです。
自分が得意とするところ、また、苦手とするところをもう一度再確認してみるようにしましょう。
何か、解決の糸口が見つかるかもしれませんよ。
あなたが得意なことと達成したい事ははっきりしていますか?
手段に固執していると、目的が達成できなくなってしまう可能性があります。
例えば、金メダルを取りたいという目標があるのに、種目は競争率の高い100m走しかない、などと思い込んでいたりしないでしょうか。
実は400mハードルがあなたに適正ぴったりの競技で、簡単に金メダルを取れる道かもしれません。
そんな風に根本から考え方を変えられる、素晴らしい一冊をご紹介します。
ベストセラーになっているのでご存知の方も多いかと思いますが、諦めることは実はネガティブな行為ではありません。
私は前書きを読んだだけで、見事に引き込まれてしまいました。
地下室に降りる夢の体験談
長く勤めていた洋菓子店を退職した、数日後の出来事です。
これから先、自分がどのような仕事に向かっていけばよいか悩んでいた時、母からある職業訓練校を勧められました。
それは、PCに関連する訓練内容でした。
訓練校というところは、なかなか就職先が決められずに悩んでいる方向けに、スキルの向上と再就職を目的とした、社会人養成学校であることは知識として持っていました。
あまり気乗りはしなかったものの、何もすることがないよりはマシと思い、思い切って応募してみることにしたのです。
無事に訓練校に入ることができ、最初の授業を無事に受けて帰ってきた日の夜。
私は不思議な夢を見たのです。
私は見知らぬ地下室の階段にいました。
わけもなく不安に駆られて、一生懸命階段を下へと降りていくのです。
階段は螺旋状になっており、果てしないようでした 。
何度も同じ踊り場が、私の目前を通り過ぎていきます。
息も切れそうになった時、夢から覚めました。
その夢を見たからというわけではありませんが、私は、どうしても勉強をしなければならないという気持ちになりました。
訓練校期間中、できるだけたくさんの資格を取ろうと、一生懸命になって勉強に取り組むことができたのです。
三ヶ月という短い期間ではありましたが、私は普通の人が半年でやっと仕上げるような、知識や技術を身につけるまでに成長できました。
もっと高度な知識や経験を身につけたいと、勉強への意欲も以前より強くなったようです。
その甲斐あってか、私は自分がやりたい仕事が何なのか、はっきり分かるようになりました。
将来の希望や目標を持つことができたのは、あの地下室の夢のおかげなのだと今でも思っています。
最後に
地下室、と聞いて浮かぶイメージは、暗くて、じめじめしていて、など良いものではありませんよね。
しかし「深層心理」という言葉の通り、この記事で解説したように、自分の内面や精神面を表すシンボルでもあります。
あなたも心の地下室に潜って、静かに自分自身と対話をする時間をとってみるといいかもしれません。
夢があなたに伝えてくれるメッセージを見逃さないようにしましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。