弁当と聞くと何だかワクワクした気持ちになりますよね。
いつも家で食べてる唐揚げや卵焼きでも、弁当にして外で食べるだけでいつもより2倍も3倍も美味しく感じられるのが不思議です。
今回はそんな弁当が出てくる夢についてその意味を解説します。
夢占いとして弁当は何を現すシンボルなのでしょうか?
お弁当をもらう夢や買う、お弁当を忘れる夢など、お弁当が出てくる夢を見た体験談と一緒にご紹介していきますので、最後まで楽しんでください。
目次
夢の中で弁当がシンボルとして現している事
弁当は一つの箱の中に様々な食材が詰め込まれています。
自分が弁当のご飯になったと仮定して下さい。
貴方は様々なおかずと一緒に箱にぎゅうっと閉じ込められていますよね?
このように、貴方を取り囲む人との関係性、またはそれによるストレスを表現するシンボルとして弁当は夢に出現します。
以下にもう少し具体的な解釈を掲載しますので、ご自身の夢と照らし合わせながら読んでみて下さい。
弁当を食べる夢の意味
夢の中に食べるという行為が出てきたら、貴方はストレスが高まっていると理解して下さい。
そして何を食べているかで解釈が異なるのですが、今回は弁当を食べているので、人間系によるストレスの高まりと解釈しましょう。
これが弁当ではなく、暖かい食事を食卓で食べている夢であればもっと良い夢として解釈できるのですが、今回は残念な結果となってしまいました。
ストレスがどこに蓄積されているのか自分で分析する必要がありますが、家族との関係性に焦点を絞って考えてみると良いでしょう。
弁当の夢はより近しい人との関係性を現していますので、家族、または恋人との間でストレスが生じていないか振り返ってみて下さい。
弁当をもらう夢の意味
これは2つの解釈ができます。
1つは貴方の独立が迫っている暗示、もう1つは失恋の暗示です。
弁当という近しい人との関係性をシンボルとするアイテムをもらう夢ですが、もらうという行為は失うということを表現しています。
これは逆夢と言って、夢で見た行為と全く逆のことを暗示する役割を持っています。
しばしば夢占いで使う言葉ですので覚えていて下さい。
解釈に戻りますが、弁当がシンボルとなっている「関係性」を失うという夢を直接的に解釈すると、失恋という解釈ができます。
さらに、失うということを存在そのものが無くなると解釈せずに、自分の近くから離れていくと解釈すると、独立するという解釈が可能になるのです。
もう少し踏み込むと、死別や家出といったキーワードも出てくるかもしれません。
貴方の今の状況に近いものはどれでしょうか?
そして夢の暗示に対してどう感じるか、どう行動したいのか整理して下さい。
これについては私の体験談でも詳しく触れていますので参考にしてください。
弁当を買う夢の意味
弁当と一緒に買うという行為が夢に出てきたら、人間関係に恵まれるという吉兆です。
貴方は今、縁を引き寄せる力が高まっています。
馬の合う友人や、好みの異性、あるいは自分にとっての良いお客さんなど、楽しくて嬉しい出会いがやって来るでしょう。
子供の頃と違って、大人になると無意識に人との関係性が深まるということは少なくなりますが、今の時期は気がついたら仲間が沢山いるという状況を経験できるでしょう。
こう言った時期はなかなかやってこないので、より多くの場所へ出かけていくことをお勧めします。
弁当を忘れる夢の意味
この夢を見た人は、自分の周りに自分をダメにしていく人間関係を築いていないか振り返る必要があります。
忘れるという夢は、自分の中に何らかの罪悪感がある時に見る夢なのです。
弁当とセットで出てきた場合は、人との付き合いの中に罪悪感を感じている可能性があります。
例えば不倫をしていたり、パワハラやモラハラの加害者になっていたりしませんか?
或いは何らかのルールを無視していたり、誰かに隠し事をしていたりするかもしれません。
夢が、このままだと取り返しのつかないことが起こるとメッセージを送っています。
改善する様にしてください。
弁当に卵焼きが入っている夢の意味
この夢は貴方の心にある大きな孤独感を表現しています。
卵という命の源が詰まったアイテムが焼かれた状態でお弁当箱に入っている景色は、その可能性を打ち消された悲しみの心情風景と解釈されるのです。
この夢の通り貴方は孤独を感じていますか?
もしその答えがイエスであればその原因を探りたいものですが、孤独の原因ほど不明確なものは無いと思います。
ここは敢えて心を掘り下げるのではなく、まずは今手に入るもので満たすことから始めてみましょう。
何でも答え探しをした方が良いという訳ではありません。
私のお勧めは読書です。
主人公の心の動きを疑似体験することで、愛情を感じ取れたり思いやりの心を得たりすることができます。
同時にその間は孤独な気持ちも忘れることができるでしょう。
こちらの本は私が10代の頃から定期的に読んでいるものです。
不思議な人間関係の中に確かな愛を見出していく主人公との一体感を楽しんでください。
読み終わった後、見える景色が違っていると思います。
弁当をもらう夢を見た私の体験談
私はこの夢を連続して見たことがあります。
弁当が無いな、と思っていると何処からともなく声が掛かって、知らない人が私に弁当をくれるという全く意味をなさない夢でした。
当時私は20代前半でしたが、とてもこの夢のことが気になり自分で夢占いの本で調べてみたのです。
その時は今ほど経験がありませんでしたので、上手に解釈することはできなかったのですが、人間関係の喪失というキーワードだけ拾うことができました。
私はとても怖くなり、自分に何が起こるのだろうと不安になりましたが、同時に何も失いたく無い!という強い決意が生まれました。
夢に負けない!立ち向かってやる!という闘志が湧いたという方が近いかもしれません。
また、もし失うことになったとしても後悔したく無いという思いもあり、友人や家族に対し今まで以上に思いやりと敬意を持って接する様に心がけました。
もともと親しい人に対して、信頼しているからこその辛口な発言や馴れ馴れしい物の言い方をしていたので、それを見直す様にしたのです。
結論から言うと私はその時期に人間関係で誰かを失うと言うことはなかったのですが、もし印象的な夢を無視して行動を起こさなければ、人間関係で何らかのトラブルに見舞われていたかもしれません。
最後に
弁当をもらう夢の解釈でも述べましたが、夢から与えられたメッセージをどう活かすかは、夢を見た本人の感受性に頼る部分が大きいです。
私の体験談では、上手く活かせた(と思われる)例を挙げていますが、ポイントとしては印象的な夢、気になる夢については無視せずしっかり向き合うということです。
必ず何らかのメッセージが隠されていますよ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。