最近映画館には行きましたか?
見た映画の内容が印象的だったりすると、そのことがそのまま夢に反映されることもありますよね。
映画館の夢は、誰とどんな状況で映画館にいたかによって、様々なメッセージを発信しています。
今回は、映画館が出てくる夢について、1人・異性・好きな人と観る、席やチケットの意味などの夢占いを、体験談を交えてシチュエーション別に解説していきます。
目次
夢占いのシンボルとして映画館が表すものは?
映画館は貴方の心の中にある、解放されたいという欲求を表しています。
また、その解放というのはあなたが知ってしまった秘密を誰にも話してはいけないというプレッシャーや、重い責任からの解放を指しているようです。
映画館にいる状況を思い出してみてください。
これから始まる物語に期待を寄せながらも、2時間ほどは暗闇の中に拘束される時間です。
ある意味で重圧がありますよね。
また、映画館で見た非日常のストーリーは誰かに話してしまいたくなるものですが、ネタバレしてしまうので注意が必要な場合もあります。
そういった背景に、貴方の気持ちが投影されていると考えられます。
貴方は最近人に話してはいけない秘密を知ってしまったということはありませんか?
あるいは、何か責任ある立場に重圧を感じていませんか?
まずは自分が解放されたいという欲求を持っていることを認めることから始めて下さい。
好きな人と一緒に映画館にいる夢の意味は?
誰かと一緒に映画館にいる夢は、その相手が運命共同体である暗示です。
今回の夢は、その相手が好きな人ということですから、こんなに嬉しい夢はありませんよね?
しかしここで注意が必要です。
この運命共同体というのは、どちらかというとネガティブな関係性を意味しており、共犯者というニュアンスが含まれています。
例えば、家庭ある人や学校の先生、友達の恋人など円満とは言い難い相手に好意を寄せていませんか?
共犯者という暗示からいくと、どうやら相手もまんざらでもないようです。
しかし、残念ながらその行く末は明るくありません。
あなた自身も心の中で、もう終わりたい、解放されたいという気持ちを持っているのではありませんか?
その人との関係性を見つめ直すきっかけとした方が良さそうです。
夢の中で座っている映画館の席が意味することとは?
映画館が意味することは、貴方が解放されたいという欲求であることは先にお伝えしました。
席の状況で、その欲求が今後どのように解放されていくかを読み解くことができます。
夢の中での光景をしっかり思い出してみて下さい。
もし席に余裕があり、十分に座れそうであれば、間も無く現状からの解放があるようです。
逆に、自分が座るべき席が見当たらなかったり、満席だったりする場合は、残念ながら重圧からの解放はまだまだ先になるでしょう。
また、席を取られたり、譲られたりすると、あなたを邪魔する誰かが現れる暗示です。
どんな席の状況だったとしても、悲観せず、自分の状況を客観視する道しるべにしてみて下さい。
映画館で異性と過ごす夢が持つ意味とは?
映画館で好きな人と一緒に過ごすシーンについては先に解釈しました。
ここでは異性となっていますが、この場合好意は無いものとします。
先程と異なり、好意は無く単なる登場人物として異性が登場した場合は、その人とどういう関係性であるのかに着目して下さい。
親、兄妹、同級生、同僚、または全く知らない人など様々だと思いますが、その人はあなたに助けの手を差し伸べてくれる人となるでしょう。
一緒に過ごしている人が知らない人であった場合、「思いがけない人」という意味を含んでいることもあります。
今の貴方の状況も、きっときちんと見てくれている誰かがいると思うと、勇気がでますよね。
映画館で1人で過ごす夢が持つ意味とは?
映画館で一人で過ごすというのは、少し寂しいイメージもありますよね。
しかしこの夢は、間も無く貴方にとって大切なパートナーが現れる暗示です。
映画館に関わらず、どんなシチュエーションでも一人ぼっちという状況は、誰かを待っていて、待ち人は間も無くやってくるハッピーなメッセージであることが多いのです。
あなたがシングルであれば生活を共にするパートナーが現れるかもしれませんし、既にプライベートでのパートナーが居る人はビジネスパートナーの出現や、ペットとの出逢いが予想されます。
いずれにしても嬉しい出会いがそこまできているようです。
いざそのパートナーが現れた時に、あなた自身が気づけなければ意味がありません。
私も後になって「実はあの人が運命の人だったのかも…」となった経験が多々あります。
無意識にアンテナを張れるようになって、一期一会の出会いをみすみす逃すことのないようにしましょう。
映画館の夢でチケットの表す意味とは?
映画館での夢にチケットが登場したら、どうやってそのチケットを手に入れたかよく思い出してみて下さい。
気がついたら持っていた、自分で手に入れた、誰かが買ってくれた、その状況はそのままあなたが解放されたいと感じている原因がどこからやってきたかを示しています。
自分で手に入れてしまったのであれば自業自得でしょうし、気がついたら持っていたということであれば、周りの環境に巻き込まれてしまった可能性もあるでしょう。
買ってくれた人が明確であれば、その人は注意すべき人物だと考えられます。
どこから得たものであっても、対処しなければいけない現実は変わりませんが、このメッセージから受け取るべきは、次回に同じことにならないように考察する力です。
原因の発生箇所をしっかりと見極めて下さい。
好きな人と一緒に映画館にいる夢を見た私の体験談
昔、当時好きだった人と一緒に映画館に行く夢を見たことがあります。
映画館はあまりにも広く、座席には空席が目立っていました。
好きな人と一緒に来ているわけですから、楽しいのはもちろんですが、あまりにもガランとしている館内に寂しさや心細さを感じたことが印象的でした。
そして映画が終わっていざ帰ろうとすると、今度は一緒に来ていた相手が見当たらず、広い広い館内を一生懸命探すけど見当たらない、というシーンで目が覚めて切ない気持ちになったことが思い出されます。
その時私が好きだったのは、美容室でいつも私を担当してくれる年上のお兄さんでした。
しかしその人は結婚しており、カットしてもらいながら家族の話が話題に上ることも多く、とても苦しかったです。
しかも年齢も10歳ほど離れており、相手にされていないことはわかっていました。
夢のメッセージの通り、叶わない恋から早く抜け出したいという気持ちが見せてくれた夢だったと思います。
当時の私にもっとそのメッセージを受け取る力があれば、切ないながらももう少し爽やかな気持ちで、あの恋と向き合うことができたのに、と少し残念に思いますが、今となってはもう良い思い出として消化されました。
夢の中で自分がどういう感情を体感しているかにも注目すると、夢の解釈もしやすくなりますよね。
最後に
映画館の夢は前述の通り、様々な出来事を暗示しています。
暗い場所に拘束されることで、ネガティブなメッセージもたくさんあります。
しかし「事実は小説より奇なり」という言葉があるように、現実は上映されている映画よりも思いがけないことが起こるものです。
その事実を先に少しだけ見せてくれる夢は、大切にしたいものですね。
夢があなたに伝えてくれるメッセージを見逃さないようにしましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。