子供の頃、だるまさんがころんだという遊びをした人は多いのではないでしょうか?
勿論私自身もその一人です。
そのせいもあり、何となくユニークな印象をもっているだるまですが、一方で両親が結婚式に目を入れただるまが家にあるのですが、それを夜に見ると何とも言えない怖い気持ちになることもあります。
皆さんは日常生活の中で、だるまを意識することはありますか?
その機会はそんなに多くないと思います。
そんなだるまが夢に出てきた場合、どういったメッセージ捉えれば良いのでしょうか。
その意味について夢占いの観点から解説したいと思います。
だるまに追いかけられる夢、だるまがしゃべる夢など、だるまがシンボルとなって現れる夢について、実際に夢を見た体験談も含めて解説していきます。
目次
夢の中でだるまがシンボルとなって現していること
先程少し触れましたが、以前は結婚式や選挙の当選などおめでたいことがあった時にだるまの目入れをしていました。
このように吉兆や運気について表現するアイテムとして、夢にだるまが現れる場合があります。
しかしだるまが出てくれば、全てが良い夢というわけではありません。
だるまがどのようなシーンで出てきたか、しっかり思い出して正しい解釈をするようにして下さい。
だるまが怖いと感じる夢の意味
夢の中でだるまを怖いと感じる場合、それは貴方がこれからやってくる不幸を予知して感じている感情です。
どういうことかと言うと、貴方の守護霊や魂が貴方にその危機についてサインを送っているのです。
少し重たい話になってしまいますが、それくらい大きくて避けがたい不幸が迫っているサインと捉えるべきでしょう。
人生には予期せぬ出来事が誰の身にも降りかかるものですが、例えばお墓や仏壇など自分にとっての一番のパワースポットを訪れ、日頃から見えない力に感謝する習慣を付けておくと最小限に抑えられるでしょう。
特にそういった習慣から遠ざかっている人は、改めるようにして下さい。
だるまに追いかけられる夢の意味
だるまに追いかけられる夢は、貴方が逃れたいのに逃れられない運命を呪う気持ちの現れと解釈できます。
家業を継がなくてはならない、宗教の問題などで結婚したい相手との結婚が叶わないというような、自分の力では覆すのが難しい関係性に束縛されている状況が見えます。
確かにそこから抜け出すのは非常に困難ですが、自分の人生は一度きり。
それらの縁を断ち切って孤独になっても成し遂げたいと思う事があるのは逆に幸せなことかもしれません。
この夢がそんな貴方の背中をそっと後押しするきっけかになると良いですね。
だるまがしゃべる夢の意味
この夢はとても面白い夢です。
だるまがしゃべる内容をもし覚えていたら、夢を解釈する上で重要なヒントになります。
だるまという運気を象徴するアイテムが夢の中でしゃべることは、抜群に的中率の高い占い師がしゃべっているのと同じです。
そこから語られるストーリーが、そのまま貴方の未来に起こるでしょう。
もし何をしゃべっていたか思い出せない人は、その内容が明るいものだったか、悲しみを伴うものだったかだけでもわかると良いでしょう。
おみくじを引くような感覚で、良い事が書いてあるかそうでないか自分の心を探ってみて下さい。
日頃から何らかのメッセージを読み解く訓練をしておくと、目に見えない力を上手に使うことができるようになります。
私は訓練の一環としてこの本を活用しています。
訓練を始めてから夢占いはもちろんのこと、「閃きや感性が鋭くなっているな」と思う出来事が多くなりました。
寝る前や出かける前に1ページ開いてメッセージを噛みしめる時間を設けてみて下さい。
だるまさんがころんだをして遊ぶ夢の意味
この夢は対人運がアップしている時に見る夢で吉兆と言えるでしょう。
だるまさんがころんだの鬼の役になったところをイメージして下さい。
だーるまさんがこーろんだ!と言って振り返り、ターゲットを見つけていきますよね?
その時に体がグラッと揺れた人はすぐに見つかってしまいます。
現実でもこれと同じように、貴方にとって必要な人がわかりやすく登場するでしょう。
ポイントは何となく目障りな人です。
目障りというと悪い印象があるかもしれませんが、貴方の目に触れるようにちょくちょく視界に入ってくる人と捉えて下さい。
その人は貴方に精神的にも物理的にもメリットを与えてくれる人です。
自分でも不思議なくらいにこの人だ!という閃きが訪れるはずです。
消して見逃さないようにして下さいね。
だるまさんがころんだをして遊ぶ夢を見た私の体験談
4、5年ほど前ですが私が文房具を取り扱うメーカーの事務職として働いていた時の話です。
子供時代に戻った私が、当時仲の良かった友達とだるまさんがころんだをして遊んでいる夢を見ました。
なんとなく懐かしく、優しい気持ちで目覚めたのですが同じような夢を月に2、3回見たのでとても印象に残りました。
その当時、事務員として働いていた私ですが、その前は旅行会社で添乗員をしていました。
やりがいは十分にあった仕事だったのですが、不規則な勤務時間と休日の少なさ、職場の人間関係の疲れもあり退職しました。
そして、事務員に転職して2年くらい経った頃、だるまさんがころんだの夢を見たのです。
その夢を見ていた時とても印象的な出来事が起こりました。
お昼休みにランチに行ったら、旅行会社で働いていた時よくお世話になっていた観光バスの運転手さんとばったり会ったのです。
それだけではなく、仕事帰りにコンビニに寄ったら、当時の上司と偶然にも会いました。
そして休日にスーパーで買い物をしていたら、いつかの旅行をお手伝いしたおお客様から声をかけて頂きました。
これは全て1、2週間の間に起こった出来事です。
あまりにも当時の関係者と会うことが多く、実は今の仕事に物足りなさを感じていた私は、これは神様が戻りなさいというサインを送ってくれているのかもしれないと思い旅行会社への復職を果たしたのです。
色々な問題はありましたが、一度離れたことで添乗員の仕事が好きだ!という思いが強くなり、以前よりストレス無く働くことができています。
何より退職当時と同等の給与で働く事ができたので、収入も安定させられた事が大きな励みとなりました。
最後に
私の体験談でもお伝えしましたが、夢のサインを現実世界で動かす時は自分気付きが欠かせません。
それが無ければ、いくら夢がメッセージをくれても、それを生かせないままサインの効力を0にしてしまいます。
日頃から感性の入り口を大きく開けるイメージを持っておくといいですね。