パスポートを持って空港へ向かう時、これから始まる旅に期待を巡らせて、とてもワクワクした気持ちになりますよね。
一方で海外旅行で迷子になったり、大切なものを忘れるのではないかといった不安も付き物です。
今回はそんな非日常的な空間である空港が舞台となる夢の意味を解説していきます。
空港は夢占いとして何のシンボルなのでしょうか?
空港が出てくる夢を見た体験談を含めて解説しますので、最後まで楽しんで下さい。
夢の中で空港がシンボルとなって現していること
空港が出てくる夢は、貴方がもっとドラマティックに生きてみたいという願望の現れです。
平凡な毎日にちょっと退屈していませんか?
もっと刺激的な毎日を送りたい、環境を変えたいという前向きな気持ちであればそれも良いのですが、単なる現実逃避をしている状況を示す場合もあります。
前向きな解釈ができるのか、それとも現実逃避なのか、この機会に自分としっかり向き合ってみて下さい。
空港でパスポートを忘れる夢の意味
パスポートは身分を証明するアイテムですが、夢の中ではアイデンティティーの象徴となります。
貴方は自分を見失い、このままではダメだという認識をもっています。
しかしながら何処へ向かって良いのかわからず、面倒だから考えるのを辞めているという思考停止状態にありそうです。
こうして解釈してみるとなかなか深刻ですね。
今いる場所に不満足で、尚且つ次向かう場所もわからないというのは、自分が宙ぶらりんになったような気がして、強い孤独を感じるのではないでしょうか。
そんな心情では次に向かう目標も見つけられないでしょう。
まずは頭の中と心を整理して下さい。
私自身、将来への不安が高まり何も手に付かなかった時、読むことでフっと心が軽くなった本があります。
人間の最大の敵である孤独感が和らぐ癒し効果を感じた本でした。
とても読みやすい内容なので、脳科学や心理学初心者の方でも安心です。
海外旅行に行く夢の意味
この夢は前向きで良い夢です。
貴方は現実に退屈しており刺激を求めているようですが、この夢は貴方にはそれを変えていく力があることを伝えています。
海外旅行へ行くために空港を訪れているなら、さらに良い常態で、もう準備万端というところでしょうか。
環境を変える、性格を変える、付き合う人を変えるなど、変化を伴う時には不安がつきものですが、それもうまく乗り越えられそうです。
空港を離れて既に飛行機に乗っているようであれば、ここでの変化が貴方の人生にとって大きなターニングポイントであることを示しています。
追い風が吹いているので勇気を出してトライしてください。
空港で迷子になる夢の意味
迷子になる夢は、現実世界でも貴方が迷子になっている時に見る夢です。
迷子といっても道に迷っているわけではなく、これから進んでいくべき人生の道に迷っている状態です。
パスポートを無くす夢を先に解説しましたが、あの夢は自分自身を見失っている状況を表していました。
空港で迷子になる夢の特徴は、自分というものをしっかり持っており、やりたいことも明確であるにも関わらず、進みたい方向に進めない障害がある時に見るものです。
例えば行きたい大学があっても経済的に難しいとか、転職をしたいけれど家族の賛同が得られない等、自分の気持ち以外の部分に障害があり迷っているのです。
解決方法は、明確になっている実現したいことをやると決めてしまうことです。
やるためにお金を貯める、家族を説得するというクリアすべき事柄に焦点を当てるようにして下さい。
障害が存在する為に、やるかやらないかそれ自体を迷い出すと収拾がつかなくなり、今回のような迷子という状態を招いてしまうのです。
自分の気持ちに正直でいて下さいね。
空港で迷子になる夢を見た私の体験談
私にはどうしても獲得したい資格があったのですが、その資格を得るためには大学院に進む必要がありました。
大学卒業時、すでに就職先を決めてしまっていた私は「いつか経済的にも時間的にも余裕ができたらもう一度大学院の受験をしよう」と決めて社会人生活をスタートしたのです。
しかし、大学院へ進んで資格を取得したいという思いは日に日に強くなり、現実とのジレンマに悩んでいました。
そんな時、見たことも無い巨大な空港で迷子になる夢を見たのです。
誰かに道を訪ねようと思っても、インフォメーションセンターは見つからず、すれ違う人も早足でとても心細い状況でした。
そこで私は空港を出て、近くにあったスーパーに入り自分が空港内で迷子になっている事、救ってくれる人が居ないことを定員さんに説明しました。
するとその人が空港まで付いてきてくれ道案内してくれたのです。
このように簡単には諦めず、とにかく執念深い私ですので、現実世界でも就職してから5年後に、無事に大学院への入学を決めることができました。
同じように空港で迷子になってしまった皆さんは、どんな風に決着しましたか?
その顛末も貴方の生き方につながっているかもしれません。
最後に
夢を象徴的なシーンに注目して解釈するのは大切ですが、全体のストーリーを把握することも同じ位に重要です。
どんなに悲しい夢でも、どこかに光があるはずです。
どうせなら良いヒントに比重を置いて、ちょっと能天気に捉えた方が心軽く生きられますよね。
そんな気持ちでこれからも夢占いを楽しんでもらえると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。