ハサミは比較的日常に溶け込んでいる文房具の一つですよね。
封を開けたり、ほつれた糸を切ったり、お菓子の袋を開けたり手にする機会は多いものです。
今回はそんなハサミが夢の中でシンボルとなって現す意味を解説していきたいと思います。
ハサミを投げる・投げられるという印象的な夢や、ハサミで刺される、襲われるという怖い内容の夢まで、ハサミの出てくる夢を見た体験談を含めて紹介していきます。
夢占いではハサミにどんなメッセージが込められているのでしょうか?
最後まで楽しんで下さい。
夢の中でハサミがシンボルとして現していること
現実世界でのハサミの役割を思い浮かべて下さい。
切るというキーワードがイメージされますよね?
夢の解釈も同じで、ハサミは断ち切るということのシンボルとして夢に現れます。
断ち切ると言ってもその捉え方は様々で、独立心の芽生えであったり、固執した自分の信念からの卒業であったり解釈の仕方も多方面から検討する必要があります。
いずれにしても、今までの自分自身、自分の思考、周りの人・物・事から別離するタイミングに来ている時に見る夢です。
ハサミと一緒に現れる背景と一緒に解釈することでよりリアルなメッセージを受け取れますので、いくつか例を挙げながら解説していきます。
ハサミで刺される夢の意味は
ハサミで刺される夢は貴方に警告を与えている夢です。
先程ハサミは断ち切ることの象徴であると説明しましたが、ここに「刺される」という受動的な要素が加わると、「断ち切られる」という解釈になります。
貴方の周囲の人が貴方から次々に離れていってしまう恐れがありそうです。
また、仕事、時間、運といった誰にでも必要な物事までも離れていく可能性もあるでしょう。
その原因は貴方の立ち居振る舞い方にあります。
横暴な言葉使いをしたり、礼儀を欠いた行動をしていませんか?
それは、物に対しても同じです。
自分の持ち物を粗雑に扱ったり、部屋を整理整頓していなければ運気はどんどん下がるもの。
一度自分の行いを見直すようにして下さい。
一番の近道は自分の周りにいてくれる人はもちろんのこと、自分が所有している物にも感謝の気持ちを持つことです。
一人一人、一つ一つに魂が宿っていることを忘れずに接するようにすると、その行いは必ず自分に返ってきます。
自信が無い人は、部屋の中で観葉植物を育ててみることをお勧めします。
緑のものを置くと無機質な空間が一気に彩られ、自然と部屋の中を綺麗に保ちたいという気持ちになりますし、育てるという経験を通じて自分の中に愛情が育まれます。
私も部屋に観葉植物を置いてから毎日穏やかな気持ちで過ごせるようになりました。
皆さんも是非試してみてください。
ハサミを投げる・投げられる夢の意味
投げる夢も投げられる夢も良いメッセージを含む夢ですが、どちらの夢かによって解釈が異なります。
まず、投げる夢ですがこれは貴方の独立心の高まりを表現しています。
経済的・精神的に独立したいという成長の現れなのです。
もしハサミを投げた先に何か見えていたのであれば、よりその目的が明確であるでしょう。
例えば家に向かってハサミを投げていれば、家を建てたい、一家の主人になりたい、結婚したいといった人生のステージアップを望んでいると解釈できます。
そういった目標を持てるほど、自分の人生に余裕が出てきた証です。
逆に投げられる夢の場合はそういった期待を周囲の人から向けられているサインです。
恋人がいる場合はプロポーズを待ち望んでいるかもしれませんし、仕事では昇進の話が出ているかもしれません。
貴方への期待や評価が上がっている時にこの夢を見ます。
どんなことが起こるか楽しみに過ごすと良いでしょう。
一つアドバイスを送らせて頂くと、おそらくこの夢を見る貴方は経済的にも安定していると思うのですが、お金は様々な決断の時に必要不可欠なものです。
今回の夢が現している独立やプロポーズという場面には尚更です。
私自身、この本を通じてお金の運用を学び、経済的に安定したことで独立して家を持つことが出来ました。
気になる方は是非手にとってみてください。
ハサミで襲われる夢の意味は
ハサミで襲われる夢は、貴方の心が不安定になっていることを示しています。
そして、その原因はハサミが象徴する別離にあります。
例えば進学に伴う環境の変化や、結婚・離婚に伴う親や配偶者との別れ、親離れ・子離れと言った精神的な分離を経験し、貴方は不安を感じているようです。
でも安心してください。
そういった時に不安を感じるのは当然で、不安と心の復活はセットになっているのです。
不安を感じることなく新たな環境には馴染むことはできません。
不安な感情を悪いもの捉えずに、一つ強くなる為に誰もが感じる当然の感情だと捉えましょう。
捉え方をちょっと変えるだけで、貴方の人生はガラッと生きやすいものにアップデートされます。
頑張りましょう。
ハサミを投げる夢を見た私の体験談
今でも覚えている程に印象的なハサミが現れる夢を見たことがあります。
その内容は、私が川のほとりに座って、川の中に何本ものハサミを投げ入れるというものでした。
先程の解釈通りだと、私が川を欲しがっているとなってしまいますが、それでは意味を成しませんよね?
実は私が住んでいる街には街の中心に大きな川が流れていて、学校に通う時にもその川に架かる橋を渡って登校していました。
ちょっと出かけて帰ってきた時にも、その川を見るとホッとできる位、私の生活に根付いた存在だったのです。
ところが街の開発計画でその川が埋め立てられるという情報が入ったのです。
一市民の私はその決断に対抗することもできず、受け入れることしかできませんでした。
私が見た夢は、愛着ある川を失いたくない、守りたいという気持ちの現れだったのです。
結局その情報がデマだったのか、住民の反対で無しになったのかわかりませんが、川は今もそのまま街の真ん中を悠々と流れています。
自分の地元愛を再認識して、映画のような感動的な夢の解釈となりました。
最後に
いかがでしたか?
私の体験談にあるように、夢の解釈がちぐはぐに感じる時でも後から振り返って意味がわかる時があります。
私はこれを「夢の芯を捉える」と呼んでいますが、そのタイミングは人それぞれです。
今現在意味がわからなくても、後になって大切なメッセージの意味がわかる時がくることも少なくありませんので、印象的な夢は夢を見た日付と一緒に書き残しておくことをお勧めします。
最後まで読んで頂きありがとうございました