橋は、川や谷だけでなく道路を渡る時にも架けられていたりと普段の生活になくてはならないものですよね。
そんな橋が出てくる夢には、どのような意味があるのでしょうか。
今回は、橋を見る・渡る・渡らない・落ちる・上から見下ろすなど、どんな行動をしていたのか、そして車・自転車などが出てきたのかという所に着目して夢の意味を解説していきます。
目次
夢のシンボルとしての橋
夢のシンボルとして、橋は「変化」「目標」「過去・未来」を表しています。
現実において、ある場所と場所を繋ぐ橋は、今いる所からの移動手段。
この今いる場所からの移動というのが潜在意識に刻み込まれ、変化や過去・未来の暗示として夢に現れるのです。
橋を渡ったのか・渡らなかったのか、乗り物には乗っていたか、誰か顔見知りが出てきたのか、などの要因によってその意味合いは変わります。
それでは、シチュエーション別に夢の意味をご紹介いたします。
橋を見る夢の意味
橋を見る夢の意味は、将来についての不安を抱いていることを暗示しています。
橋を渡り自分の目指している場所へ行きたいけれど、まだその勇気を持てず、見るところで止まっているのです。
この時、橋との距離が遠いほど不安が大きく、踏み出すことをより躊躇していると捉えられます。
不安要素を解消できるのであれば、なるべく潰していけば自然と渡れるようになりますが、自分でも何が不安なのか検討がついていない時は、自分の勇気の問題です。
渡ってみなければ気づけないことかもしれませんので、まずは一歩踏み出しましょう。
橋を車で渡る夢の意味
橋を車で渡る夢の意味は、現状を今すぐにでも変えたい、目標を早く達成したいと焦っていることを表しています。
今の自分の環境に満足しておらず、ストレスを溜め込んでいたり、年齢や境遇などの要因によって少しでも早く目標を達成しなければと焦っているかもしれません。
早く変えようと行動を早めることは決して悪いことではありませんが、そこには思わぬ落とし穴があることも。
トラブルが起きたときにも対処できるように準備しておくことを心がけてみてください。
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橋から車が落ちる夢の意味
橋から車が落ちる夢の意味は、目標達成までにトラブルが起きることを警告しています。
本来、正しく渡っていれば落ちるはずのない橋から落ちてしまうということは、それだけ大きな危険が迫っているという暗示です。
計画を進める前に、もう一度よく見直してみると欠けている所に気づけるかもしれません。
また、この夢を見たときに顔を知っている人物は登場したでしょうか。
もし登場したのであれば、その人物との間で大きなトラブルや衝突が起きる可能性がありますので、注意深く接しましょう。
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橋を渡らない夢の意味
橋を渡らない夢の意味は、迷いや不安を表しています。
橋を見る夢同様に、未来に対する不安から渡らないという選択をしているのですが、橋を見る夢と大きく違う点は、待ち構えている現実から逃げようとしていることです。
橋に近づいたことで、未来がより現実味のあるものとしてイメージできるようになり、そこからどうにか逃げられないかと悩んでいます。
例え橋を渡らずに遠回りした所で、行き着く先は同じ対岸。待っている未来から逃げることはできません。
そこから逃げるよりも、自分が強くなることを意識してみると精神的にも楽になり現実と向き合えるはずです。
橋から見下ろす夢の意味
橋から見下ろす夢の意味は、冷静に現在地を確認できている証です。
橋は高い所に架けられていて、見下ろすというのは少し勇気が入りますよね。
それが出来ているということは、橋を渡り目標や未来に向かって進んでいる途中で、自分の進むべき方向は正しいのだろうかと冷静に考えられていることを表しているのです。
気持ちの整理も出来ているはずなので、このまま自分を信じて進んで問題ないでしょう。
自転車で橋を渡る夢の意味
自転車で橋を渡る夢の意味は、自分の目標が順調に進んでいることを暗示しています。
自転車は、倒れないようにバランスを取らなければいけません。そして進むのも止まるのも、自分の運転次第。
自転車を運転して橋を渡っているということは、目標までの道のりもしっかりとコントロール出来ている証拠です。
逆に、途中で倒れてしまったり、フラフラしていたのならば要注意。
無理やり目標へ向けて進んでしまっている可能性があります。
他の人を置き去りにして独りよがりになっていたり、不安な要素を見て見ぬ振りしているかもしれませんので気をつけてください。
橋から車が落ちる夢を見た体験談
ベンチャー企業を立ち上げた青年実業家の体験談です。
彼は、大学時代からVRについて研究しており、20代にしてVRゲームに関連するベンチャー企業を仲間たちと立ち上げました。
ちょうど同じ頃、大手ゲーム会社がVR業界に参入したことから、VRは脚光を浴び、彼の会社は急成長を遂げます。
まだまだ発展途上のVR業界は改良を続け、彼もその波に負けないように切磋琢磨していきます。
そんなある時、仲間たちを乗せた車で橋を渡ろうとすると落ちてしまう夢を見ました。
彼はただの夢だと思い気にも止めませんでしたが、それから数日後。
仲間たちの間で意見の対立が起きます。
本来自分たちが追い求めていたVRの未来が、今ではゲーム会社に気に入られるような改良に変わってしまい納得出来なくなってしまったのです。
しかし、会社の成長のためにはゲーム会社に合わせるしかありません。
お互いに折れる事が出来ず、とうとう納得いかない仲間は会社を辞めることに。
その瞬間、あの橋から落ちる夢はこれを暗示していたのか、と気が付いたそう。
会社は残りましたが、大切な仲間はもう戻らないことを今でも後悔しているのでした。
最後に
何かと何かを繋ぐことをポジティブに表す際に「架け橋」というように、橋は二か所をつなぐ重要なシンボルです。
渡り切ったその先には、あなたが望んでいる何かがあるはずです。
その渡り方は、そのままあなた自身の近い将来を表しているのかもしれませんね。
目標達成のための道のりを改めて見直し・設定しなおしてみるいい機会かもしれません。
走り出していると、その方向や方法の誤りに気付かないことが多いです。
夢があなたに伝えてくれるメッセージを見逃さないようにしましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。