皆さんは夏と冬どちらが好きですか?
私は断然冬が大好きです!
クリスマスやお正月といったイベントもありますし、雪が降って町中が白く染め上げられる景色も特別な感じがします。
あまり雪に慣れていないので、歩く時に滑ることもありますが、それでも天気予報で雪の予報を見るとワクワクしてしまいます。
今回はそんな雪が、夢の中でシンボルとなって現している意味について解説します。
夢占いでは雪はどんな役割を果たしているのでしょうか?
夏に降る雪の夢など、実際に雪の出てくる夢をみた体験談も記載していますので最後まで楽しんで下さい。
夢の中で雪がシンボルとなって現している事
雪にも様々な降り方がありますよね?
チラチラ積もる雪もあれば、ゴウゴウと吹雪く雪もあります。
夢の中で雪について解釈するときは、その降り方に注目する必要があるのです。
その振り方が現しているのは、貴方の置かれている環境です。
冬の景色を思い出し、現実世界での雪を見たとき貴方がどう感じるか、その感触を思い出しながら解釈すると良いでしょう。
弱々しい雪、寂しそうな雪、怒り狂ったかのように吹き荒れる雪はそのまま貴方の置かれている立場だと解釈して下さい。
雪が出てくる夢をいくつかピックアップしてご紹介しますので、ご自身が見た夢と照らしあわせてみて下さい。
雪の中を歩く夢の意味
まず歩くというキーワードですが、これも雪の振り方と同じで貴方の状況を表しているものです。
降り付ける雪が貴方の置かれている状況を現すものだとすれば、歩き方はそれに貴方がどのように対処しているかを示していると解釈して下さい。
なのでこの夢を解釈する時は、まずその全体像を捉えるところから始めましょう。
降っている雪はどのような振り方をしていましたか?
例えば吹雪のような厳しい環境であれば、今貴方は試練の中に居たり、辛い思いをしているかもしれませんし、闘志に燃えているかもしれません。
そしてその中を早足で歩いているようでしたら、そんな状況に押され気味でちょっと焦っているのではありませんか?
一方で降っている雪がチラチラと弱々しいものであれば、貴方が抱えているのは寂しさでしょうか。
そしてその中をゆっくりトボトボと歩いているならば、寂しさに押しつぶされそうな悲しみを表現しているとも考えられます。
このような風景の夢を解釈するときに頼りになるのは、主観的な感性です。
何が正解であるかは貴方の中にしかありません。
夢占い初心者の人は、自分が見た夢を絵に描いてみて下さい。
ポイントはシャープペンシルやサインペンではなく、やわらかい芯の鉛筆で書く事です。
その方が豊かな表現ができますし、夢の風景というぼんやりしたイメージを書き出すのに向いています。
そしてその絵を見ながら、友人や家族にその夢で見た風景を説明するのです。
説明しながら、そのストーリーを自分がどう感じるか体験することで、夢を鏡として自分の心情を理解することができるでしょう。
今の自分の心情を理解するため、是非試してみて下さい。
雪で滑る夢の意味
雪で滑る夢は、最初にお伝えした雪の降り方を一旦忘れてください。
白い雪の上で滑るというシーンは実は貴方の性欲の高まりを現す光景です。
そもそも白という色は、貴方の無意識の領域を表す色です。
ですが赤や青といった色彩と異なり、白という色を夢の中で認識するのはちょっと難しそうですよね?
なので雪の姿を借りて、貴方に白色の世界を見せようとしているのです。
そして滑るという行為は、性欲の高まりを意味しますので、貴方の無意識の中には抑圧された性欲の高まりが秘められていると解釈することとなります。
この夢を見る人は性に対して、汚らわしいものとか、触れてはいけないことと言ったネガティブなイメージを抱いている人が多いでしょう。
そもそも性行為というのは人間の種の存続というのが本来の目的であり、何も恥ずべきことでは無いのです。
神秘的で美しいものです。
この夢を見る人は、その認識を自分の中で変える必要があるかもしれません。
夏に降る雪を見る夢の意味
夏になると活動的になる人は多いですよね?
海に行ったり、バーベキューをしたり楽しいイベントを計画し実行する人が増えますし、蝉の賑やかな鳴き声や、夏休みの子供達の元気な遊びごえなど、勢いのある季節の象徴です。
このシーンが夢に出てきた場合、貴方は今絶好調であることが暗示されています。
公私ともに充実し、楽しい毎日を送っていることでしょう。
ところがここに季節外れの雪が降っています。
この情景が意味するのは、貴方の心の中にある「違和感」です。
楽しいのにどこか虚しい、一人じゃ無いのに何故か寂しいといった矛盾する感情を抱えていませんか?
それは貴方の価値観が「主観的なもの」では無いことが原因のようです。
一般的に良いとされていることを選ぼう、人が見て羨むことをやりたい等、自分の気持ちを押し殺して人からの評価ばかりを気にしていませんか?
貴方は一体誰の人生を生きているのか見直す必要がありあそうです。
貴方の心は常夏の勢いのある状態なので、このような事を言っても伝わりにくいかもしれません。
認めたくないという防衛反応が起こり、受け入れることが難しいでしょう。
そんな人は一度騙されたと思ってこの本を読んでみてください。
誰の価値観にも左右されず、自分という芯を持った生き方がどれだけ美しく尊いものか学ぶことができます。
この本をキッカケに、貴女が本当に幸せだと心から思える人生を手に入れられるようお祈りしています。
私自身もこの本を読んで、改めてその事を学びました。
シリーズ化されている本なので、気に入った方はそちらも読んでみて下さい。
夏に降る雪の夢を見た私の体験談
私がこの夢を見たのは3年ほど前ですが、起きた時にとても切ない気持ちになったことを覚えています。
その頃の私は、長年勤めていた営業の仕事を退職し、事務職の仕事を始めていました。
毎月追われる営業ノルマから逃げたかったですし、時間も休日もお客様の予定優先の仕事に少し疲れてもいました。
親からも遅くに帰ってくることを心配され、転職を勧められていた事もあり決断したのです。
事務職は数字に追われることはありませんし、時間から時間まで決められた仕事をしていれば良かったので、最初のうちはとても楽で安定した生活を送っていたのです。
しかし段々と私の中に虚しさが溢れてきました。
語弊のある言い方ですが、事務職はマニュアルさえ読めば私でなくてもいくらでも代わりのいる仕事でした。
営業職はお客様一人一人との出逢いや、その時々の提案の仕方で契約数が左右される、私ならではの仕事ができていたのです。
自分にとって時間的な余裕と、多忙のなかでも感じられる仕事のやりがいと、どちらが優先順位が高いのかわからなくなっていたのです。
そんな時に、夏に雪が降るという違和感のあるシーンを夢の中で見たのです。
その光景は一言でいうと滑稽なものでした。
日差しのきつい天気の中、雪が降っていて、なんとも言えない気持ち悪さを感じたのです。
あの夢は、自分の気持ちとやっていることが分離してしまっている象徴だったと思っています。
最後に
今回の夢は、解釈するにあたって自分の感性に頼る比重が大きかったですね。
こういった夢はあまりにもキーワードに頼りすぎるのではなく、直感を大切にした方が良いと思います。
気の許せる友人に夢の話を聞いてもらいながらの解釈も、自分の感情の整理になるのでおススメです。
色々な方法を試して、自分に合うスタイルを模索してみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。