「夢をみたはずなのに、思い出せない…」
そんな経験、誰でもありますよね。
「思い出したいけど思い出せない!」
それも実はごく自然なものです。
夢というのは誰でも毎晩みているもの。
なので、「夢なんかほとんどみないよ」というのは誤りで、朝起きた瞬間に忘れてしまっているだけで、ただ覚えていないだけです。
夢はあくまであなた自身(脳や心や霊的なもの)が見せてくれる警告・予知・感情の整理であるものです。
夢占いというのは、そんなあなた自身の夢が教えてくれる深層心理(稀に霊的なスピリチュアルなもの)の情報をもとに、過去・現在・未来を特定できるもので、現実のあなたの暮らしに役立てることができる素晴らしいものなんですよ。
よく言われる「夢は思い出してはいけない、思い出すのはよくない」というのも根拠のない誤りです。
その意味も当記事で解説していきますね。
夢を思い出すと苦しい・気持ち悪い・吐き気がするという方も一部いらっしゃるようですが、この意味も併せて解説します。
今回は夢を思い出す方法をお話していきます。
あなたの日常をより良いものにするために、是非最後までお付き合いいただけると幸いです。
目次
夢が思い出せないことのスピリチュアルな意味は?
「夢が思い出せない…」
という状態が表すスピリチュアル的な意味は、実は特にありません。
脳の仕組みで、あなたの状態や日中にインプットした情報を毎晩整理するというものがあります。その際に見るのが夢です。
目が覚めた瞬間から脳は現実の情報に目を向けるわけですから、情報整理の現象である夢は、忘れてしまうというわけですね。
見方を変えると、夢はあなた自身があなた自身に向けて発信するメッセージでもあります。
ですから、忘れてしまうことは非常にもったいないことなんですね。
さらに、夢には未来予知の一面があります。
各種占いとは異なり、あなた自身の内面から出てくるものですから、そう言った意味ではスピリチュアルな側面はありますね。
あくまで「夢が思い出せない」という事実については、例えば「〇〇の暗示である」などというスピリチュアルな要素はない、ということです。
また、霊的な要因で見る夢もありますが、この場合は夢の内容は非常にスピリチュアル的に意味のあるものです。
ただし、「思い出せない」ことについてはスピリチュアルな要素は一切ありません。
まとめると、以下のようになります。
- 夢の内容自体には、スピリチュアルな意味がたくさんある
- 夢を思い出せないことについては、スピリチュアルな要素や意味は一切ない
夢を思い出してはいけない、思い出すのはよくないって本当?
よく言われるのが「夢は思い出してはいけない」「思い出すのはよくない」ということです。
これは誤りです。
前項でもお話した通り、夢は脳の情報整理でありながら、あなた自身があなた自身へ見せてくれるメッセージです。
ですから、思い出して解析し、現実をよりよく生きるための糧にしたほうがもちろんいいですよね。
なぜ「夢を思い出してはいけない」なんて噂が広まったのかを考えてみると、フロイトやユングなどの夢を研究する科学者が有名になった際に、一般大衆は夢自体にスピリチュアルな意味があり、神や仏のようにアンタッチャブルなものとして認識されてしまったからではないかと、私は思います。
繰り返しますが、夢を思い出すことについては悪いことなんて一つもありません。
あなたに一番親身になってくれるあなた自身のアドバイスを、積極的に思い出してみましょう。
夢を思い出したい!夢を思い出す方法は?
それでは本題です。夢を思い出す方法についてお話しましょう。
結論から言うと、以下のような方法があります。
- 夢日記をつける
- ボーッとする
- 扇風機を見つめる
- 本をパラパラとめくる
まずは夢日記について。
夢日記の付け方自体は、「朝起きた瞬間に断片的でもキーワードだけでもいいから、見た夢の内容をメモする」というだけです。
- 枕元に紙とペンを用意して眠りにつきましょう。
- 深夜・明け方の時間を問わず、夢を見たと気付いたら、夢の内容をメモしましょう。
- 朝目が覚めたら、枕元のメモを読み返して、夢の内容を思い出してみましょう。
以上です。
これを続けるだけで、早い人で半月後くらいから、はっきりと夢の内容を覚えていられるようになります。
人の睡眠は、浅い眠りと深い眠りを繰り返します。
夢は浅い眠り(レム睡眠)の状態の時に見ますが、その後訪れる深い眠り(ノンレム睡眠)の時に忘れてしまうのです。
浅い眠りの時には目覚めが良いので、夢を見た直後ならパッと起きてメモが取れるでしょう。
そして朝起きた時に枕元のメモを見返すと、その晩見た夢が全て鮮やかに思い出せるようになります。
ただし、この夢日記については気をつけて欲しいことがあります。
夢日記は「つけてはいけない」「精神がおかしくなる」などの噂がありますが、これは実は半分当たっています。
夢日記には、安全な夢日記と危ない夢日記があります。
安全な夢日記 …目的が夢占いであること
危険な夢日記 …目的が明晰夢を見る(夢を操る)こと
明晰夢とは、自分が「これは夢だ」とわかった上で、夢の内容を操ることができる現象のことです。
明晰夢では空を自由に飛べたり、現実ではできないことができるため、非常に楽しくストレス発散になるとも言われています。
しかしほとんどの人がそうであるように、夢をみている最中に「これは夢だ」と気づくことはできない、または気づいても操ることができません。
夢だと気づくために、自分はこんな夢をみる傾向があるんだと認識するために、夢日記をつけるんですね。
明晰夢を見ることを目的につける夢日記が危ないのは、最終的に現実と夢の区別が付かなくなってしまうこと。
冗談ではなく最終的には、「夢ではビルから飛び降りても大丈夫だから、現実でも大丈夫だ」と思ってしまったり、「今現実だっけ?夢だっけ?」という状態になってしまうのです。
夢と現実の区別がつかなくなってしまうことは、精神医学的な意味で危険であるということですね。
夢占いはあくまであなた自身(脳や心や霊的なもの)が見せてくれる警告・予知・感情の整理であるものです。
夢占いの観点からは、自身で操ったりせずありのままの夢を覚えておくことが重要です。
そういった意味で、夢占いを目的とした夢日記は全く危ないものではありませんので、安心してくださいね。
そして他にも「ボーッとする」「扇風機を見つめる」「本をパラパラとめくる」方法でも、夢を思い出すことができます。
脳はDMN(デフォルト・モード・ネットワーク Default Mode Network)という機能を持っています。
これば要するにぼんやりとしている時に脳が行っている活動のことです。
このDMNがオンになっているときには、脳が情報整理をしています。
そうです。夢を見ている時と同じですね。
この夢を見ている時と同じ状態になることで、直近に見た夢を思い出すことができるようになります。
DMNをオンにするには、ボーッとすることが一番ですが、なかなか難しいもの。
そのため、くるくると回る扇風機を見つめたり、読むつもりなく本をパラパラとめくることが、DMNをオンにさせてくれると言われています。
是非一度試してみてくださいね。
本当にパッと急に思い出しますよ。
夢を思い出すと苦しい・気持ち悪い・吐き気がする時は?
まれに、夢を思い出すと苦しい・気持ち悪い・吐き気がする、という方がいらっしゃいます。
これは、気のせいであることがほとんどです。
非常に嫌な夢をみて、朝起きた時に気分が悪かった。
忘れた頃に、夢の内容だけ思い出して気分が悪くなる。
これはその時の感情を思い出してしまってそう感じてしまうのです。
ただし、嫌な夢ではないのに思い出すと気持ち悪くなったり、頻度が高かったり、日常生活に支障が出るようなら、PTSDやてんかんなどの全く別の病気の可能性があります。
気になるようなら心療内科・脳神経科の受診をしてみてくださいね。
夢の内容を思い出したけど、その意味を知りたいなら…
今回ご紹介した方法で、おそらくほとんどの人が夢を思い出すことができるようになると思います。
そしてそのみた夢を、夢占いで解釈して、現実生活に生かしてくださいね。
ただ、一般的な夢占いの解釈ですと、アドバイスもどうしても抽象的なものになってしまいがちです。
そして、以下のような方もいらっしゃると思います。
「ネットで夢占いの内容をみたけど、抽象的でどのことを言っているのかわからない…」
「個人的な悩みがあって、その警告なんじゃないかと不安…」
私自身も、数々の夢占いの実績から、自分自身がみた夢であれば、現在の自分の状況と照らし合わせて詳細な解釈やこの後どうすべきかの判断をすることが可能です。
ただ、こうして記事に起こす場合はどうしても様々な状況にある読者さんのことを考えると、本当にやるべきこと、その人個人的な悩みの解決方法が提示できないな、と思いました。
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そしてそのプロの方とは、「占い師」です。
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