日常生活において、ドアは当たり前に開けられたり、チャイムが鳴らされたりしますよね。
このドアがシンボルとなる夢には、どのような意味があるのでしょうか。
ドアが開かない時や閉まらない時、壊される夢などは怖い印象を受けます。
今回は、ドアがたくさん出てきたり、ドンドンと叩かれる時、ドアがない場合なども含めたさまざまなシチュエーションごとに夢の意味を説明していきます。
目次
夢のシンボルとしてのドア
夢のシンボルとしてのドアが持つ意味は、「現在と未来」、「未知なる世界」を表しています。
どこかお店に入ったり、友人宅へお邪魔する時、別の空間へ移動するには必ずドアを通りますよね。
ドアを開く前は現在で、開いた先はまた新しい世界が待っている事を潜在意識で自覚しているため、夢として現れるのです。
夢のシチュエーションや登場人物によってメッセージは異なりますが、ドアの出てくる夢は自身の感情や悩みを把握できるチャンスとなり得ます。
夢のメッセージを正しく理解し、未来へと繋いでいきましょう。
ドアが開かない夢の意味
ドアが開かない夢の意味は、あなたの力不足を表しています。
試験の勉強や、仕事で新しいことにチャレンジしている場合、努力が足りていなかったり、経験不足である可能性があります。
それを心の底では自覚しているにも関わらず、無理に一歩踏み出そうとしているのです。
このまま進めばケガに繋がりますので、まずは今いる環境でもっと努力を重ねるべきでしょう。
ドアが閉まらない夢の意味
ドアが閉まらない夢の意味は、集中できていない事を暗示しています。
今のあなたは、目につくもの全てに興味を抱き、手を出している状態です。
さまざまな物事に興味を持つのは大変素晴らしいことですが、結果としてそれらすべてがまとまらず、中途半端に終わっています。
どれか1つに集中するか、きちんと計画を立てて行動すると良い結果に繋がります。
ドアがたくさんある夢の意味
ドアがたくさんある夢の意味は、可能性を表しています。
出てきたドアの数だけ可能性の広がりを暗示していますが、同時に人間関係の複雑な絡みの予感でもあります。
もし今現在のあなたが、行き詰まりを感じているならば、それは間も無く解消され新たな道がいくつも広がっていくことでしょう。
また、人間関係で何か引っかかる事があれば早めに解決しておくと、後のトラブル回避に繋がります。
ドアの鍵が開けられる・壊される夢
ドアの鍵は、秘密や内面を表しています。
ドアが開けられる夢は、あなたが人との繋がりを求めている暗示です。
あなたは現在、ドアの中にいます。
ドアの中には敵がおらず、安全に自分だけの時間を過ごせます。
しかし、あなたのドアには鍵がかかっておらず、誰もが自由にそのドアを開けられるようになっているのです。
自分から出て行く事は怖いけれど人と繋がりたいと願い、誰かに連れ出してもらえるのを待っているのです。
一歩踏み出す勇気も大切ですが、機を待つのも良いでしょう。
心を開いているあなたであれば、受け入れてくれる人は大勢います。
そして、ドアの鍵が壊される夢は、自分以外の誰かが心に侵入するのを感じ、それに危機感を覚えています。
それが誰なのかは本人にしか知り得ませんが、あなたはその向き合っている人物のことを信頼していないのでしょう。
まずは相手の事をよく観察し、信頼のおける人物であるかを見極める必要があります。
ドアがドンドンと叩かれる夢の意味
ドアがドンドンと叩かれる夢の意味は、緊張状態にあることを表しています。
今現在、あなたは秘密を抱えていたり、誰かに心のうちを見破られるのでないかと疑心暗鬼になっています。
もしくは、新学期や新しい仕事の始まりなど、環境が大きく変化する際によく見られる夢でもあります。
家族・恋人・友人など、自分の悩みを打ち明けられるような深い関係を作れると緊張が和らぐでしょう。
ドアのチャイムが鳴る夢の意味
ドアのチャイムが鳴る夢の意味は、あなたが求めているものがやってきた合図です。
もし人物がはっきり登場したならば、その人物に関連する出来事の到来を予期しています。
チャイムの音だけだったり、見知らぬ人物の時は、なにか物事のチャンスがやってくるかもしれません。
運気も上昇しているため、このチャンスを逃さないよう積極的に行動するように心がけてみてください。
ドアがない夢の意味
ドアがない夢の意味は、自分の存在を認めてほしいと思っていることを暗示しています。
あなたは自分の心を誰に対しても開いて見せたいと願っています。
しかし、周囲の人間に自分が思い描く評価をしてもらえず、自暴自棄な行動を起こし気味かもしれません。
自分の存在を認めてもらうという事は、相手が主となる行動です。
自分の考えや意見を押し付けたところで、余計にその溝は深くなる一方。
やけにならず、自分の行動を見直すところから始めましょう。
自分からアピールせずとも、人は人を認めているものです。
あなたがビジネスの世界に身を置いているのであれば、少なからず承認欲求というものがあると思います。
もちろん私もそうです。
しかし往々にして、会社の評価と自分の求める評価は乖離があるものですよね。
私の社会人になってからずっと思っていたそんな乖離に対する違和感が、スッキリと腑に落ちた本をご紹介します。
主に管理職向けに書かれていますが、承認要求の正体と、その扱い方・活かし方を正確に教えてくれますので、新入社員でも読む価値はあります。
部屋のドアがドンドンと叩かれる夢の体験談
ある中学生の体験談です。
彼は小学校卒業と同時に、父の仕事の関係で他県の田舎町へ引っ越し、知り合いゼロの中学校へ通うことになっていました。
幼稚園から小学校6年生までずっと同じ友達と過ごしてきた彼は、改めて友達の作り方を知らない事に気がつきました。
ましてや別の公立中学校。
その中学に進学する学区の小学校は2校しかなく、自分以外はほぼ顔見知りのような状態です。
春休みは毎日不安な日々を過ごしていました。
そんなある日、部屋のドアがドンドンと叩かれる夢を見たそうです。
始めはただの夢かと思いましたが、何度も同じ夢を見るようになり、ドアを叩く音は登校日が近くにつれ大きくなっていきます。
そしてついに迎えた登校日。
入学式で隣の席のクラスメートが声をかけてくれたことをきっかけに、あっという間に友達の輪が広がりました。
それを境に、ドアが叩かれる夢もパッタリと見なくなったそう。
彼は当時の出来事を、子供らしい夢を見ていたなと笑い話にしているそうです。
最後に
ドアの夢占いはいかがでしたでしょうか。
ドアは将来や未来・未知なる世界を表すシンボルですが、閉じたままでは決してその先へ進む事は出来ません。
あなた自身が開けることで初めて、その世界が開けていくのです。
夢があなたに伝えてくれるメッセージを見逃さないようにしましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。